スーパー戦隊超決戦
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第十一話 日本全土を探しその十
「明日も楽しみですね」
「そうだな、ラーメンもいいな」
「あと明太子ありますね」
「鶏肉も鯖もな」
「福岡来てよかったですね」
「全くだ」
マーベラスは微笑んで応えた、そして彼ももつ鍋を食べるのだった。ゴーカイジャーの面々もドクターマンを探しつつ彼等がいる街を楽しんでいた。
ゴーバスターズの面々は広島にいたが。
「呉の方にも行くのね」
「そうだ」
岩崎は宇佐見に確かな声で答えた。
「広島の後はな」
「それであそこでもドクターマンを探すのね」
「広島にいないならな」
そうであるならというのだ。
「そうする」
「わかったわ」
「俺もだよ、しかしな」
桜田はここで岩崎にこんなことを言った。
「広島と呉って案外な」
「離れているな」
「地図を見たら目と鼻の先なのに」
そう見えるがというのだ。
「いざ行くってなるとな」
「電車で結構かかるな」
こう言ったのはスタッグだった、今は人の姿である。
「そうだな」
「そうだよな」
「俺もそう思う」
スタッグは桜田に答えた。
「どうもな」
「何でかっていう位遠いな」
「実際に行くとなるとな」
「それが不思議だよ」
「そんなこともあるんだよ」
陣が話ス二人に言ってきた。
「同じ県内で近そうでもな」
「実はそうじゃないか」
「そうしたこともあるか」
「距離でそうでもな」
「行くってなるとか」
「遠いか」
「そんなこともあるんだよ、ただ俺達は電車でも車でも行かないからな」
広島から呉までというのだ。
「空から行くからな」
「近いか」
「そうなのか」
「ああ、だからな」
そうであるからだというのだ。
「そのことはな」
「気にしなくていいんだな」
「別に」
「そうさ、ただ呉はな」
陣はこの街のことを微妙な顔になって話した。
「注意しろよ」
「何かあるのか?」
「あるんだよ、怖い人達が大勢いるんだよ」
スタッグに真剣な顔になって話した。
「背中が奇麗なな」
「ああ、そうした怖い人達か」
「それこそ肩でもぶつかったらな」
その時はというのだ。
「もうな」
「言いがかりつけられるか」
「そうなったら面倒だろ」
「そうだな、俺達なら勝てるがな」
「揉めないに越したことはないだろ」
「そうだな」
スタッグもそれはと応えた。
「そうした人達とは関わらないことが一番だ」
「ここも多いけれどな」
広島市もとだ、陣はまた顔を曇らせて述べた。
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