スーパー戦隊超決戦
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第十一話 日本全土を探しその五
「そう思えてきた」
「そうだな」
「人間もな」
「そんな奴がいるな」
「そうだ、そう思うとな」
「馬鹿に出来ないな、むしろだ」
膜インはさらに話した。
「より学んでだ」
「俺達も参考にしたいな」
「これからの為にもな」
「そうだよな、考えてみたらな」
筋ゴグンはこうも言った。
「外見が違うだけでな」
「人間と俺達の心は変わらないな」
「今一緒にいる連中もな」
「どんな身体でもな」
「同じだろ」
その心はというのだ。
「ギルの殿下さんにしてもな」
「ヨドンナの嬢ちゃんもな」
「ああ、別にな」
これといってというのだ。
「外見はどうでもな」
「俺達と変わらないな」
「人間ともな」
「こうして人間の姿になればだ」
膜インは今の自分達の姿を見て筋ゴグンに話した。
「全くだ」
「人間と変わらないな」
「考えてみればゴセイジャーの連中もだ」
敵である彼等もというのだ。
「人間ではない」
「そういえばそうなんだよな」
「天使だからな」
「そうだよな」
「キュウレンジャーの連中もな」
彼等もというのだ。
「その殆どがな」
「人間じゃないな」
「ゼンカイジャーもな」
「あの白い兄ちゃん以外はそうだな」
「しかしな」
そうであるがというのだ。
「別にだ」
「人間と変わらないな」
「だからな」
それでというのだ。
「俺達もだ」
「人間と変わらないか」
「そうだろう」
「ああ、じゃあ人間をか」
「見てな」
「学んでいくか」
「そうしていこう、次は山縣有朋さんのところに行くが」
彼に縁のある場所にというのだ。
「この人もな」
「面白い人なんだな」
「伊藤さんと好対照な感じだ」
「じゃあ真面目か」
「一見人好きはしないが」
そうした人物だがというのだ。
「この人はこの人でな」
「面白いんだな」
「そうだ、だからな」
「次はだな」
「山県さんのところに行こうか」
「ああ、それじゃあな」
筋ゴグンも頷いた、そうしてだった。
二人で次は彼の場所に行った、彼等は彼等で動き学びもしてそのうえで楽しんでもいたのであった。
ゴセイジャーの面々は桂太郎由縁の場所でだ、天知に会って驚いていた。
「えっ、博士」
「望も一緒!?」
「いやあ、皆さんの後を追ってきました」
「今連休中だしね」
親子でアラタとエリに答えた。
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