スーパー戦隊超決戦
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第八話 人の姿でその一
第八話 人の姿で
戦隊の面々もまたドクターマンを探していた、それぞれ東京の街でチームごとに分かれて彼を探していた。
その中にゴーカイジャーの面々もいたがドッゴイヤーは原宿を仲間達と共に歩きつつ彼等に語っていた。
「ここにドクターマンがいるかっていうと」
「あの人のお話聞くとね」
ミルフィが答えた。
「今一つね」
「原宿って感じじゃないね」
「基本基地の中にいて」
そうしてというのだ。
「難しいお顔している」
「そんな人だよね」
「そうよね」
「けれど今はわからないから」
伊狩はこう言った。
「この原宿も探しましょう」
「そうしていくべきだね」
「東京の隅から隅までです」
「探すべきだね」
「そうしましょう」
「それがいいね、しかしつくづく東京って寒いよ」
ドッゴイヤーは眉を顰めさせてこの街のこのことを話した。
「暖かそうでね」
「はい、本当に」
ファミーマもそれはと頷いた。
「案外」
「その寒さも敵だね」
「全く以て」
「だから厚着をしないと駄目だ」
ギブケンは真面目な声で述べた。
「この街で動くにはな」
「その通りですね」
「さもないとな」
「風邪もひきますし」
「寒さで探すどころではなくなる」
「本当にそうですね」
「確かに寒い」
マーベラスも言ってきた。
「だから少し温まるか」
「というと?」
「何か熱いものを食うか」
ミルフィに答えた。
「そうするか」
「いいわね、じゃあ何を食べるの?」
「おでんか」
マーベラスはふとこの料理を脳裏に思い浮かべた。
「あれがいいか」
「冬で寒いから」
「だからだ」
まさにその為にというのだ。
「おでんにするか」
「わかったわ、じゃあね」
「おでんだな」
「それを頂きましょう」
「ええと、この辺りのおでん屋さんは」
伊狩は二人の会話を受けてすぐに自分のスマートフォンを出した、そうしてそのううえで検索して話した。
「ここからすぐちかくにあります」
「そうなのか」
「何かおでんって感じしないですけれど」
原宿はというのだ。
「いいお店があります」
「じゃあそこに行くか」
「そうしましょう」
「酒もあればいいな」
ギブケンはおでんと聞いてこちらもと言った。
「ならな」
「はい、飲んで食べて」
「温まるか」
「そうしましょう」
「丁度夜ですし」
ファミーマは時間の話をした。
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