スーパー戦隊超決戦
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第七話 冷静さを守りその十六
「今夜は」
「奮発したね」
「いえ、これが結構です」
メタルエーはプレシャスに明るい口調で身振りまで入れて話した、右手の人差し指を上に向けてそうした。
「簡単に釣れまして」
「そうなんだ」
「ですから」
それでというのだ。
「数はです」
「揃うんだ」
「問題は調理の仕方で」
「そうそう、河豚毒あるよ」
エンドルフがこのことを話した。
「それが問題だよ」
「ですが私も組織の者達もです」
マトリンティスのというのだ。
「機械ですし」
「調理も正確にだね」
「出来ますので」
だからだというのだ。
「ですから」
「毒のある部分もなんだ」
「すぐに認識出来まして」
そうしてというのだ。
「そのうえで、です」
「そうした部分を取り除けたんだ」
「はい」
そうだというのだ。
「ですからご安心を」
「そうなんだね」
「安心して食べて下さい」
「河豚か、楽しみだ」
バリゾーグはまさにという口調で言ってきた。
「今の我々は食べられるしな」
「ここにいる人全てがそうなりましたね」
インサーンも応えた。
「ですから」
「河豚も楽しめる」
「その通りです」
「刺身もあるな」
ヤーブンはメタルエーに尋ねた。
「河豚の」
「てっさですね」
「ああ、それもな」
「勿論です、お刺身にお鍋にです」
メタルエーはメニューの話にも応えた。
「唐揚げ、酢のものと」
「色々あるんだな」
「お酒も用意しています」
「懐石料理にだな」
「はい」
さらにというのだ。
「そうしたものもお出しします」
「奮発したな」
「いえ、お友達ですから」
メタルエーは嬉しそうに話した。
「これ位はです」
「いいんだな」
「思えば私にはお友達はいませんでした」
ここでメタルエーは寂しそうに話した。
「そのことを思えば」
「俺達にか」
「はい、この様にしてです」
「料理作ってか」
「一緒に食べることは」
「嬉しいんだな」
「まことに」
ヤーブンに話すの顔は人であったなら至福のものだっただろうとだ、誰もが思った。それでゼットが言ってきた。
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