スーパー戦隊超決戦
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第七話 冷静さを守りその二
「けれど焦っても何にもならないだろ」
「言われてみればな」
「だからまずはな」
「お茶にお菓子だな」
「それを楽しんでな」
そうしてというのだ。
「落ち着こうぜ」
「それではな。無論兵達にも出す」
彼等にもというのだ。
「お茶をお菓子をだ」
「出しますね」
「おやつの時間も必要だ」
ダマラスに対して答えた。
「だからだ、いいな」
「はい、あの者達にも楽しんでもらいます」
「その様にな」
こう言ってだった。
ギルは自分達だけでなくザンギャックの兵達にもお茶とお菓子を出させた、無論他の組織の者達にもだ。そうして言うのだった。
「俺だけ楽しむつもりもない」
「兵達もですね」
「そうだ、兵のことも考えてこそだ」
ナリアに答えて述べた。
「真の帝王だな」
「その通りですね」
「色々言われているがこれ位はわかる」
こう言うのだった。
「俺もな」
「気にするだけ間違いじゃ」
有明の方は自分の席でくつろぎつつ応えた。
「他の者の言うことなぞな」
「そうだな、気にしても仕方ない」
ドグラニオ=ヤーブンは有明の方の言葉にその通りと応えた。
「評判なんてものはな」
「そうじゃな」
「ああ、しかしあんたの飲んでる紅茶だけれどな」
「ブランデーを入れておる」
「随分美味そうじゃな」
「美味いぞ」
まさにその通りだというのだ。
「この茶はな」
「そうなんだな」
「うむ、それでヤーブン殿の食しておる菓子じゃが」
「プリンがどうかしたか?」
「わらわも好きじゃ。明日食しよう」
こう言うのだった。
「おやつの時間にな」
「わかりました」
晦がそれではと応えた。
「では用意させまする」
「その様にな」
「プリンもいいがな」
ヤーブンは紅茶も飲んで話した。
「この紅茶もいいぜ」
「ミルクティーですね」
「ロイヤルミルクティーだ」
デストラ=マッジョに答えた。
「いいぜ」
「そうなのですね」
「だから今度な」
「私も飲めばいいですね」
「そうしろよ」
「それでは」
「いや、部下に気を使うっていいことですよ」
クレオンは自分のレモンティーを飲みつつ述べた。
「ブラックはよくないですからね」
「ううむ、いい教訓だな」
カオスはクレオンのその言葉に頷いて述べた。
「私も思えばだ」
「ブラックでした?」
「そうだった」
デーボス軍もというのだ。
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