オズのヘンリーおじさん
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第五幕その十二
「それを加工してね」
「食べられる様にしているわね」
「売ってるお店も多いわね」
「ホテルもあるし」
「レジャー施設も充実しているわね」
「公園やスーパー銭湯やビーチもあるからね」
この街にはというのです。
「だからね」
「ええ、そうした場所もね」
「楽しめばいいわね」
「そうよ」
まさにというのです。
「街ではね」
「食べるだけじゃないんだね」
キャプテンも聞いてきました。
「この街では」
「そうなの、プールもあるし」
「ビーチもあって」
「泳ぐこともね」
「出来るんだね」
「そうなの、身体も動かしたら」
そうすればというのです。
「余計にでしょ」
「食べものが美味しくなるね」
「そうなるから」
だからだというのです。
「ここはね」
「是非だね」
「色々と楽しんで」
街にあるものをというのです。
「それでね」
「食べることもだね」
「楽しむの、魚介類を使ったお料理なら」
それならというのです。
「あらゆるお料理がね」
「ある国だね」
「ほら、たこ焼き屋さんもあるでしょ」
ドロシーは船から見える街の中に屋台を見付けて言いました。
「ああしたものもね」
「食べられるんだね」
「そうなの」
まさにというのです。
「この街はね」
「それじゃあ」
キャプテンは笑顔で応えました。
「身体も動かして」
「色々なものを楽しんで」
「そのうえでね」
「食べていきましょう」
「そうしよう」
「たこ焼きか」
おじさんはその出店を見てとても興味深そうに言いました。
「一体どんな味か」
「興味があるわね」
おばさんも言いました。
「お隣のお店のいか焼きも」
「どんなものかな」
「それじゃあね」
ドロシーはお二人のお話を聞いて笑顔dで応えました。
「まずはね」
「たこ焼きにいか焼きか」
「そちらを食べるのね」
「そうしましょう、勿論お寿司も食べるけれど」
それだけでなくというのです。
「そうしたものもね」
「うん、食べよう」
「そうしましょう」
笑顔でお話してでした。
そして皆で港に着くと船を降りました、漁港での楽しい日々がはじまるのでした。
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