スーパー戦隊超決戦
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第二話 出会う戦士達その十一
「色々あってこっちの世界に戻ってこれた」
「ビースト=スタッグ、そのマサトのパートナーだ」
陣の横にいる銀色のロボットも名乗った。
「そしてバスターシルバーでもある」
「この奥には他の人達もいる」
「そうか、わかった」
バドが応えた。
「それではな」
「そちらに案内するわね」
ウサダが応えてだった。
一行はエネたんに黒木タケシ、仲村ミホ、森下トオル達がいる指令室まで案内された。そして全員で意見交換をしたが。
一通り終わってだ、陣は言った。
「皆洒落になってないな」
「大変な思いをしてきたな」
黒木も言った。
「よく戦って来た」
「そうだよな」
「全くだ、そしてだ」
黒木は陣に応えつつさらに言った。
「再びだな」
「俺達は戦うことになるな」
「そうなるな、それならだ」
「やるしかないだろ」
「その意気なら言うことはない」
確かな声でだ、黒木は応えた。
「我々は全力でバックアップする」
「後ろのことは任せて」
仲村も言った。
「万全にしておくから」
「お願いします」
桜田は強い声で応えた。
「それなら俺達もです」
「安心してだな」
「戦えます」
「あの時と同じだ」
黒木は微笑んで返した。
「ヴァグラスと戦ったな」
「あの時とですね」
「同じだ、だからな」
それでというのだ。
「万全の状況でだ」
「戦って」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「あいつ等にな」
「勝ちますね」
「そうしよう」
こう言うのだった。
「是非な」
「それでは」
「ただ。気になることを言っていました」
宇佐見は黒木達に怪訝な顔で答えた。
「エンターがザンギャックがどうとか」
「ザンギャック?あの宇宙帝国ね」
仲村はこの組織の名前を聞いて言った。
「再興したと聞いていたけれど」
「また地球に来たんですね」
「おそらくね、ちょっと情報を集めたいわね」
仲村は真剣な顔で述べた。
「ここは」
「そうだな、すぐに情報収集にかかろう」
「そうすべきだと思います」
黒木だけでなく森下も言った。
「今は」
「そうだな」
「ではそれを行って」
そしてとだ、仲村はさらに話した。
「そのうえで」
「また動こう」
「そうしましょう」
「何か色々な連中が動いているな」
アグリは首を傾げさせながら言った。
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