スーパー戦隊超決戦
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第二話 出会う戦士達その八
「だから逮捕する」
「何なら実力行使に出るわよ」
「望むところよ」
二人にデストラが応えた。
「ではやろうかしら」
「いや、待て」
だがそのデストラをドグラニオが止めた。
「周りを見ろ?」
「?あれは」
「助けに来たよ」
ゴセイレッドがこの言葉と共に出て来た、ゴセイジャーの他の面々も一緒で既に戦闘態勢に入っている。
「今から戦うよ」
「ゴセイジャーだな」
ドグラニオは彼等を見て冷静に述べた。
「あいつ等も強い」
「連中とは因縁がある」
こう言ってモンスが前に出た。
「我々が相手をするが」
「それならいいだろ」
「ここでケリをつけないか」
デレプタとターゲイトも言ってきた。
「いっそのことな」
「あんたも解放したしな」
「いや、あいつ等だけじゃない」
ドグラニオはウォースターの面々にも話した、それも冷静に。
「また来るぞ」
「くっ、そうですね」
ナリアが忌々し気に言うとだった。
ジュウオウジャーの面々も来た、パトレン一号は彼等がバドと共にいるのを確認してそれでバドに言った。
「そうか、彼等がか」
「そうだ、ジュウオウジャーだ」
バドは即座に答えた。
「彼等がな」
「やはりそうか」
「助けに来ました」
ジュウオウイーグルが答えた。
「一緒に戦います」
「くっ、いつも余計な時に」
「あっ、お前ナリアじゃないか」
「また出て来たのね」
ジュウオウライオンとジュウオウタイガーは忌々し気に言った彼女を指差して言った。
「デスガリオンの連中も一緒だし」
「ったくよ、生き返ったら心を入れ替えろよ」
「もうジニスはいない筈なのに」
ジョオウシャークはそれなのにと首を傾げさせた。
「どうしてまだ動いているのかしら」
「動くには目的があるものですよ」
デスガリアンの面々ではなくエンターが答えた。
「それで私達は今共闘しているのです」
「目的?何かしら」
「それは一体」
「そこまで言うつもりはありません」
ジュウオウシャークだけでなくジュウオウエレファントも首を傾げさせたがエンターはそれ以上言わなかった。
「私にしましても」
「まあそうだろうね」
ジュウオウエレファントはこう返した。
「君達も馬鹿じゃない、そう簡単には言わないね」
「そういうことです」
「目的がわかったら僕達も対策を練るから」
「左様ですよ、ムッシュ」
「エンター、厄介なことになったわ」
今度はエスケイプが来た。
「あいつ等が来たわ」
「ゴーバスターズですか」
「そうよ、ここでね」
「来るとは思っていましたが」
それでもとだ、エンターはエスケイプに返した。
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