スーパー戦隊超決戦
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第二話 出会う戦士達その五
「その時は」
「じゃあ会いたいな」
レオはそれならと言った。
「その連中とも」
「そうだね」
タスクはレオのその言葉に頷いた。
「何かありそうだから」
「それじゃあね」
「ただ。地球にいるといっても」
それでもというのだ。
「一体ね」
「問題は何処にいるかよね」
「ゴーカイジャーの人達が」
「縁があったら」
アムはそれならと言った。
「会えるんじゃない?」
「いや、それはかなり」
「楽天的?」
「アムらしいけれど」
それでもというのだ。
「それは流石に」
「ないかな」
「例えば街を歩いていて」
そうしてというのだ。
「偶然会うなんて」
「出来過ぎよね」
「アムもそう思うよね」
「それはね」
アムもそれはと返した。
「やっぱり」
「そうだよ、ないよ」
こう言うのだった。
「幾ら何でも」
「ただデスガリアンが復活して活動をはじめたことは事実だ」
バドはこのことを指摘した。
「だからだ」
「それでよな」
「俺達は全力で戦わないといけない」
「そのことは事実か」
「そして他の組織も復活したなら」
ウォースターやギャングラーがというのだ。
「尚更だ」
「気を引き締めて」
「そして他の戦士達ともだ」
「一緒に戦うべきだね」
「そうだ」
こう風切に話した。
「是非な」
「そうだね」
風切も頷いた、だが。
ここでだ、バドの携帯が鳴った、そして朝加が言ってきた。
「バドさんか」
「ああ、何かあったな」
「その通りだ」
真剣な声での返事だった。
「まさにな」
「そうか、やはりな」
「すぐに国際警察機構の本部に来てくれるか」
こう言うのだった。
「大変なことが起こった」
「国際警察機構の本部が攻撃を受けたか」
「本部自体は大丈夫だが」
「攻撃を退けたか」
「受けていない、だが収監していたギャングラーのボスを奪われた」
そうなったというのだ。
「ドグラニオ=ヤーブンがな」
「あの男がか」
「急にエンターとエスケイプと名乗る男女の二人連れが来てな」
そうしてというのだ。
「暴れ回ってそこにギャングラーの連中も来てだ」
「ドグラニオの身柄を奪われたか」
「そうなった」
まさにというのだ。
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