ドリトル先生とラーメン
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第十一幕その一
第十一幕 お静さんに連れられて行って
猫又のお静さんが先生のお家に来て言ってきました。
「先生聞いたわ、今学園の中でラーメンについてのアンケート取ってるのね」
「そうだよ」
先生はお静さんに笑顔で答えました。
「好きなラーメンや最初に受けたイメージや今どう思っているかをね」
「そうなのね」
「この学園は世界から人が来ているから」
このこともあってというのです。
「それでね」
「色々となのね」
「アンケートで聞いてるんだ」
「そうしてるのよね、それならね」
お静さんは猫のお姿で先生に言いました。
「実はいいお店知ってるの」
「ラーメンが美味しい」
「そう、西宮のね」
こちらのというのです。
「西宮大社の近くの」
「あちらのなんだ」
「そう、いいお店知ってるから」
それでというのです。
「今から行く?」
「実は今日トミーお昼いないんだ」
先生はお静さんにこのことをお話しました。
「それで今から皆とお買いものに行って」
「お昼何か買ってなの」
「ガブガブに作ってもらってね」
そうしてというのです。
「いただこうと思っていたけれど」
「じゃあそのお昼はね」
「西宮に行ってだね」
「ラーメンにしましょう、電車に乗って」
「そうしてだね」
「食べに行きましょう、皆もね」
お静さんは動物の皆今も先生と一緒にいる彼等も見てその上で彼等に対して微笑んで声をかけました。
「どうかしら」
「いいね」
「それじゃあね」
「一緒に行こう」
「そのラーメンを食べにね」
「じゃあ決まりね、行きましょう」
こうしてでした。
先生はお静さんそして皆と一緒にでした。
電車で西宮に行きました、そしてお静さんに案内されて大社の近くのそのお店に行こうとしました、ですが。
「あっ、先生ですか」
「春琴さんじゃないか」
「はい、暫く振りです」
お店の前で春琴さんにお会いしました、今は着物姿でなくジーンズにシャツというラフな格好です。
「実はこのお店のラーメンが美味しいので」
「知ってるんだ」
「はい、大阪から来ました」
「そうなんだね」
「それで先生もですね」
「私が紹介したの」
お静さんは今は人間のお姿何処か猫を思わせる愛嬌のある顔立ちの黒髪をロングにした小型でスタイルのいい若い女性の姿で言います。
「そうしたの」
「貴女ひょっとして」
「学園にも出入りしてるわよ」
「妖怪さんね」
「わかるわね」
「だって雰囲気がね」
春琴さんはこのことから言いました、
「何処か違うから」
「私は猫又よ」
お静さんは自分から言いました。
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