スーパー戦隊総決戦
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第四話 また巡り合いその一
また巡り合い
ボウケンジャーとゴーオンジャーの面々は恐竜屋に入った。するとそこにいたのは。
「えっ、嘘」
「貴方がこの世界にですか」
菜月とさくらが彼の顔を見てまず大いに驚いた。アスカがいたからだ。
「しかも七海さんまでいるし」
「翼さん、お元気ですか?」
「あっ、あんた達も来たんだ」
「ああ、こっちは元気だぜ」
その七海と翼が笑顔で彼等に応える。
そしてアスカもだ。にこりと笑ってそのうえで彼等に告げるのだった。
「ボウケンジャーの皆さん、お久し振りです」
「そうだね。皆元気そうで何よりだよ」
「またこうしてお会いできるとは光栄です」
ヒカルと鉄幹も彼等を笑顔で迎える。その中で気付いたのである。
「そういえば他にも」
「折られますがこの方達は」
「俺達はゴーオンジャーだ」
走輔が屈託のない笑みを浮かべて答えた。
「これから宜しくな」
「ゴーオンジャーか。何か俺達の同業者って結構多いんだな」
「そうみたいだな」
番と幸人が言う。
「それでボウケンジャーの敵は何なんだ?」
「アスカの話だと色々いるらしいがな」
「いや、俺達にはこれといった敵はいない」
暁がこう話した。
「プレシャスを探しているがな」
「プレシャス?」
「何ですかそれ」
小梅と凌駕がその言葉を聞いて目をしばたかせた。
「テツが何か言ってたような」
「アスカさん、御存知ですか?」
「所謂秘宝なんですよ」
「この方々のお仕事はそれを探し出して保護することなんです」
二人はこう説明した。
「だから特に敵はいません」
「プレシャスを狙う勢力は幾つかありますが」
「つまり泥棒ね」
「そうだな」
芳香と一鍬がそれを聞いて述べた。
「それが敵なの」
「あんた達のか」
「一応そうなんだけれどね」
蒼太がここでその首を少し捻って言う。
「話が長くなるけれど」
「まずはあんた達も食わないか?」
薪人は座敷のところからこう一同に言ってきた。
「俺の畑で採れた野菜を使ったカレーをな」
「そうだな」
丈瑠がその言葉に頷く。
「まずは食おう。話はそれからだ」
「お互いを知る必要もあるしね」
早輝はもうカレーを見ていた。
「じゃあまずは食べてから」
「それから俺達の基地に来てくれ」
映士はこう一同に述べた。
「そのプレシャスについて話したい」
「わかった」
宝児がその言葉に頷く。
「ではそうさせてもらおう」
「そうだね。君達はそのプレシャスの専門家だし」
「丁度いいよな」
仙一と康介もそれでいいとした。
「それじゃあこれから」
「皆で行くか」
「かなり多いがそれもいいか」
「ああ、数が多いのはもういいだろ」
一甲と番がそれぞれ言う。
「とにかくだ。あんた達のそのサロンにな」
「今からお邪魔させてもらうぜ」
「けれどサロンなのね」
「何か凄い感じがするな」
麗と一鍬はそのことに素直に驚いていた。
「私達なんてお家の中なのに」
「俺達は疾風流のところと一緒だ」
「何言ってんだよ、僕達なんて車の中だよ」
「えっ、そうなの!?」
菜月は範人の今の言葉にかなり驚いている。
「じゃあ会社とか組織は後ろにないの」
「炎神はいるけれどね」
あくまで彼等だけだという。
「それでもサロンがあって何か凄い組織なんだよね」
「そうだな。しっかりとした組織なのは確かだな」
それは真墨も言う。
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