ドリトル先生とラーメン
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第七幕その九
「栄養を摂取しないとね」
「かえってよくないね」
「栄養が偏って」
「不健康だね」
「そう、何でも過ぎればよくなくて」
それでというのです。
「そこから考えてね」
「見極めるべきだね」
「インスタントラーメンも食べ過ぎないといい」
「冷凍食品も」
「そして他の食べものも」
「そうだよ、何でも否定しても」
そうしてもというのです。
「いいどころかね」
「逆だね」
「害になるね」
「そうよね」
「そうなるよ」
実際にというのです。
「本当にね」
「全くだね」
「先生その辺りもわかってるね」
「科学的でね」
「そして冷静だね」
「学問は冷静に検証しないと」
確かな根拠を以てというのです。
「大変な間違いを犯すよ」
「実際そうしたこと多いね」
「人間は間違えるものだし」
「どうしてもね」
「そんなことも多いね」
「だからだよ」
その為にというのです。
「僕達もね」
「そこはだね」
「しっかりしていく」
「そうするね」
「これからも」
「そうしていくよ、ラーメンにしても」
今学問の対象にしてアンケートを取っているこの食べものもというのです。
「同じだよ」
「冷静に検証する」
「そのうえで考えていくよ」
「見極めていくものね」
「そういうものだよ」
こう言ってでした。
先生はこの日は皆とラーメンの本を読みながらくつろいで一日の最後の時間を過ごしました。そうしてでした。
翌朝ご飯を食べて歯を磨いてから休日なので朝から読書をしていましたが。
ふとです、皆はお家の中にあるカップヌードルを見て言いました。
「これは代表だよね」
「そうそう、インスタントラーメンの」
「そのうちの一つよね」
「そうだね、蓋を開けてお湯を入れたら」
先生もカップヌードルを見て言います。
「出来上がりのね」
「三分でね」
「これって何気に凄いよね」
「すぐに食べられるから」
「チキンラーメンと並んでね」
この袋麺と、というのです。
「素晴らしいインスタントラーメンだよ」
「そうよね」
「まさにインスタントラーメンの代表の一つで」
「あるとね」
「重宝するね」
「こうしたものを生み出した人は」
先生は感嘆の言葉を述べました。
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