| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

八条学園騒動記

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七百三十話 種類が違うその六

「寝る」
「そして休みますね」
「それ以外は休まないと言っていい」
 連合の者達はというのだ。
「全くな」
「スイッチの様ですね」 
 上等兵はこのことを話して述べた。
「それでは」
「オンの時はいつも動いてだな」
「そしてオフになると完全に休止してですね」
「寝ることは」
 このことはというのだ。
「連合ではな」
「動き詰めで、ですね」
「まさにオフになった瞬間にだ」
 スイッチがというのだ。
「寝るのだ」
「そこまで常にですね」
「動いてな」
 そうしてというのだ。
「努力しているのだ」
「だからこそ発展していますか」
「そうだ、努力しているとな」
 それも必死にというのだ。
「やがてだ」
「閃きが来ますね」
「その時来ずとも努力は残るからな」
「その分野でなくとも」
「それが後でだ」
 まさにというのだ。
「生きてな」
「発展しますね」
「そういうことだ、この国はだ」
 連合はというのだ。
「侮れない国だ」
「決して」
「若し侮るとな」
 そうなってしまった時のこともだ、大尉は話した。
「その侮りの報いをだ」
「受けますか」
「そうなる、だから侮らないことだ」
「絶対にですね」
「どの国もどの者もそうだが」
 それでもというのだ。
「連合も然りだ」
「正当に見るべきですね」
「そうすることだ」
 絶対にというのだ。
「何があってもな」
「個人的な感情はですね」
「排除してな」 
 工作員として任務に専念してというのだ。
「そしてな」
「そのうえで、ですね」
「見てだ」
「調べていくことですね」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「我々はな」
「そうすることが大事で」
「そして実際にな」
「観ていますね」
「連合をな」 
 この国をというのだ。
「そうすることだ」
「左様ですね」
「そしてだ」
 それにというのだった。
「連合の発展とその根拠もな」
「理解することですね」
「この国はさらに発展する」
 このことは間違いないというのだ。
「今以上にだ」
「そうなりますか」
「そしてだ」
 そのうえでというのだ。
「そのことを認識してだ」
「そのうえで、ですね」
「ことを進めていくことだ」
 このことも大事だというのだ。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧