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星河の覇皇

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第八十五部第四章 メキシコの思惑その六

「これもだ」
「実はよくないですね」
「むしろ運動中こそ飲むべきですね」
「熱中症対策にも」
「そして水分補給の為に」
「そうあるべきだ、それに運動中は身体が熱くなっている」
 血液の循環も活性化してだ。
「身体は冷やしてはならないが」
「熱くなり過ぎても駄目ですね」
「それはそれで」
「だからですね」
「それは避けるべきですね」
「だからだ」
 それでというのだ。
「運動中もな」
「水分を補給し」
「そしてですね」
「体温を調整しつつ」
「行っていくべきですね」
「そういうことだ、運動はいいが」 
 しかしというのだ。
「熱中症で倒れるとな」
「それはですね」
「よくないですね」
「だからですね」
「水分は常に摂り」
「そして行っていくべきですね」
「政治もだ」
 これもというのだ。
「やはりな」
「左様ですね」
「政治も熱くなるものです」
「国益がかかっていますから」
「尚更ですね」
「体温を適度に保ち」
「熱中症を避け」
「水分調節を保つ為にも」
 スタッフ達も話した。
「飲んでおくべきですね」
「では我々もです」
「その様にします」
「これより」
「是非な、多忙故に熱中症で倒れるなぞだ」
 そうなってはというのだ。
「笑い話にもならない」
「それは体調管理の基本です」
「まに初歩の初歩です」
「それ故にですね」
「水を飲むことはですね」
「実に容易でだ」
 そしてというのだ。
「しかも実に美味い」
「ですね、水を飲むこともです」
「それもまた美味です」
「水には水の味があります」
「その味が実にいいです」
「だからだ」
 その為にというのだ。
「飲むべきだ」
「ですね」
「まあ水が嫌いな人間もいません」
「流石に水についてはです」
「いないでしょうし」
「飲むべきですね」
「それは」
「そうだ、飲んでだ」
 そしてというのだ。
「仕事もすべきだ」
「ですね、ではです」
「我々もです」
「今より飲み」
「そして励ませてもらいます」
「その様にします」
「是非な、ただ」
 ここでガラサはこうも言った。 
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