神々の塔
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第四十七話 諦めないことその九
「ちょっとやそっとではな」
「改善せんね」
「ほんま腐りきったら」
「中々よおならんね」
「ああならん前にな」
「改善せんとね」
「多少問題がある位やとな」
そうした状況ならというのだ。
「改善もや」
「楽やね」
「そやからな」
「教育、学校と先生のことは」
「今のうちにな」
「政府として改善するんやね」
「そや」
まさにというのだ。
「そうしてな」
「ええ教育が行われる様にする」
「政の間違いは鏡を拭くみたいに改善出来る」
芥川はこうも言った。
「福沢諭吉さんがそんなこと言うたらしい」
「あの教育者の」
「それであの人はこうも言うた」
綾乃にメキシコ風のステーキを食べつつ話した。
「教育の間違いは膏肓に入るってな」
「そこまでのもんやね」
「そやからな」
「今のうちにやね」
「改善するところは改善する」
そうするというのだ。
「無能な教師も再教育やな」
「そうした人もやね」
「やっぱりおるからな」
「教えるのめっちゃ下手な先生」
「お前の授業わからんって面と向かって言われても」
「いかも全く改善せん人が」
「自己満足で授業やってて」
ただそれをしている場合もある。
「生徒に理解してもらおうとかな」
「頭にないね」
「そんな無能な教師はな」
「再教育やね」
「それであかんと」
「配置転換やね」
「教壇以外の場所に行ってもらう」
そうしていくというのだ。
「犯罪やってへんならな」
「それならやね」
「そうしてな」
「改善してくね」
「さもないとな」
「ほんま教育が悪くなるわ」
「無能な教師おかしな教師のせいでた」
彼等によってというのだ。
「起きた世界やとな」
「日本の教育はあかんし」
「そう思うとな」
「うち等はね」
「ちゃんとせんとな」
「文部省もしっかりして」
「それな、日本文部省もな」
起きた世界ではだ。
「あかんからな」
「省庁で一番あかんらしいね」
「みたいやな」
「そやから」
「反面教師にして」
「文部省もやね」
「しっかりした人材入れるべきや、間違ってもや」
芥川は厳しい顔になって言った。
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