スーパー戦隊総決戦

「それが一番ですね」
「知ってる奴も多いしな」
「やりやすいし」
　幸人とらんるも賛成だった。
「俺はそれでいい」
「私も」
　二人も賛成だった。そしてマジレンジャーの面々もだった。
「わかってるな」
「ああ、わかってるさ」
「皆仲良くね」
　蒔人の言葉にまずは魁と芳香が応えた。
「物凄く派手な戦いになるよな」
「これだけ大勢と何か楽しみになるわね」
「よし、俺はそれでいい」
「インフェルシアにも一応話をしてね」
　翼と麗もであった。
「ぶっ潰してやるぜ」
「皆で向かえばいいわ」
「僕としては歓迎すべきことですね」
　ヒカルは爽やかな笑みで述べた。
「やりましょう」
「はい、やりますですよ」
「大暴れしてやろうぜ！」
　マンドラゴラとスモーキーは彼の傍にいて言葉を続けた。
「僕達も力になりますです！」
「俺もだぜ！」
「で、俺達はだ」
「七本槍も出て来たし」
「答えは出てるな」
　庸介と七海、吼太にしても答えはもう出ていた。
「やってやるか」
「ええ、あいつ等また倒してやるわ」
「それで決まりだな」
「兄者」
「わかっている」
　ゴウライジャーの二人は互いに顔を向けて言い合っていた。
「俺達もな」
「共に戦おう」
「三兄弟をもう一度ジャッジメントにかける」
　宝児は仲間達に言った。
「いいな」
「ああ、元相棒」
「やりましょう」
　番と鉄幹が最初に応えた。
「あの三人またデリートだな」
「今度会ったら絶対にそうしてやりますよ」
「蘇ってまた倒されての繰り返しね」
「向こうはそうね」
　茉莉花と小梅も続く。
「答えは既に出ている」
「外道衆はジャッジメントできないみたいだけれど」
「それはそれでね」
　仙一は割り切って述べた。
「じゃあ俺達も決まりね」
「いや、これは凄い」
「そうだな」
　爺とドギーはその彼等を見てまずは驚きの声をあげた。
「これだけの面々が一度に揃うとは」
「それで戦うとはな」
「まだ出て来そうじゃない？」
　笑里は笑いながら言ってみせた。
「何かそんな気しない？」
「出たら出たで面白い！」
　ヤツデンワニが彼女の言葉に賑やかに言う。
「ワニのカレー御馳走する！」
「それでは私も」
　介さんも完全に昔の顔になっていた。
「久し振りに腕を振るいますか」
「では黒子達も読んで」
　爺は彼等のことを話した。
「我等は全力で支えるとしましょうぞ」
「私も腕が鳴るわ」
　スワンもいた。
「さて、今日からまたかなり忙しくなるわね」
「疾風流にも話をしておくとしよう」
　ドギーはそちらにも考えを巡らせていた。その頃ゴーオンジャーの面々のキャンピングカーの前に青い忍者が出て来て嫌がらせをしていた。
「止まりなさいよ、そこのぼろい車！」
「おい、ちょっと待て！」
　その言葉にすぐに抗議が返って来た。