神々の塔
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第四十話 童話の中からその十四
戦っていった、そして最後の熊をだった。
中里が千鳥を激戦の中で一閃させて倒した、すると熊は陽気に言った。
「おめでとう、これでだよ」
「僕等は上に行けますね」
「僕達全員に勝ったからね」
それ故にというのだ。
「出来るよ」
「ほな行かせてもらいます」
「じゃあ今はね」
「宿屋に戻りなさい」
舌切り雀が言って来た、この神霊とも戦い勝っているのだ。
「いいわね」
「いつも通りですね」
「そうよ、私達と戦って」
そうしてというのだ。
「かなりのダメージを受けていて」
「気力も減ってるので」
「休んでね」
宿屋でというのだ。
「そしてね」
「体力と気力を回復させて」
「あらためてね」
「冒険を続けることですね」
「この塔のね」
「そうさせてもらいます」
中里もそれはと答えた。
「今回も」
「そうしてね」
「そういえば今回のお宿は」
「雀のお宿でしょ」
「まさに」
「宿屋の人達は鳥人でね」
「雀です」
その鳥の種類はというのだ。
「そうなってます」
「和風のお店でね」
「ほんまにそうですね」
「それで出るお料理も」
宿屋でというのだ。
「それもね」
「和食で」
「本当にね」
「雀のお宿なので」
「そこでね」
「休んで」
「そしてね」
そのうえでというのだ。
「また頑張ってね」
「そうさせてもらいます」
「それじゃあ」
「はい、一旦下に戻って」
下の階にある宿屋にというのだ。
「そしてです」
「そのうえでね」
「また冒険をします」
中里は雀に答えた、そうしてだった。
一行は雀の宿に入ってそうして一泊した、そこで身体を清め勝利を祝う宴も楽しんでそれからであった。
一泊し身体を休めた、そしてまた冒険をするのだった。
第四十話 完
2023・9・1
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