ドリトル先生の落語
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第十幕その四
「人からです」
「そういうことだね」
「そう思いまして、ほなです」
「これからだね」
「宜しゅう頼んます」
「うん、これからね」
「喋る言葉は英語は砕けた」
春琴さんは笑ってお話しました。
「ガーターイングリッシュで」
「庶民的にだね」
「いきます、私元々それ喋ってましたし」
それでというのです。
「それでいってますしこれからも」
「それがいいね、落語は庶民文化だから」
「英語にするとですね」
「そちらがいいね」
ガーターイングリッシュがというのです。
「実際にね」
「そうですね」
「そしてね」
さらに言う先生でした。
「他にも落語の細かいところを紹介したり」
「それはもうしてます」
既にというのです。
「もう」
「そうなんだね」
「はい、最初に」
「それはいいことだね」
「やっぱり落語を知ってもらうことが」
「大事だからだね」
「そうさせてもらいました」
「いいことだよ、ではね」
「これからお願いします」
笑顔でやり取りをしました、そして細かいお話をしてです。
先生はその後で春琴さんと別れて研究室に戻りました、それで皆と春琴さんのことをお話しましたが。
「落語を本当にね」
「真面目に考えてるね」
「そうよね」
チープサイドの家族も思うことでした。
「英語でお話して」
「そして皆に知ってもらおうって」
「そうだね」
ジップはチープサイドの家族の言葉に頷きました。
「英語でお話しているのは聞いていたけど」
「あらためて聞くとね」
トートーは春琴さんのお話を聞いて思いました。
「そのことがわかったね」
「全くだね」
実際にとです、チーチーも頷きます。
「落語を真面目に考えているね」
「そしてやっているよ」
ホワイティも言うことでした。
「あの人は」
「その真面目さがね」
それがとです、ダブダブは言いました。
「立派よ」
「お笑いは真面目で全力で」
老馬は考えるお顔で言いました。
「そして笑わせるものだというけれど」
「春琴さんもだね」
ガブガブは老馬に続きました。
「そうしているね」
「いや、何ていうか」
「真面目なお笑いは違うね」
オシツオサレツは思いました。
「色々考えて」
「それでやるものだね」
「まさにそうであって」
ポリネシアはオシツオサレツの言葉に頷きました。
「全力で、命を賭けてやるものだね」
「そうだよ、地位とかお金だけしか考えていないで」
そしてと言う先生でした。
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