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再会出来て一緒に幸せに

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第一章

                再会出来て一緒に幸せに
 バージニア州のある非道な飼い主から二匹の犬達が保護された、その保護された犬達を見てだった。
 メリーランド州で生きものの保護活動をしていて今はこの州で別の団体の保護活動のサポートをしているエイミー=クリークス金髪で黒い目のすらりとした長身の中年女性である彼女はその団来のスタッフであるステイシー=ハックマン金髪でサングラスをかけていてその目は青である整った外見の中年女性である彼女に言った。
「あの、どの子も」
「酷いわね」
「ええ、六年とね」
「ずっと檻に入れられていてね」
「外に出してもらえなかったから」
「酷い状況よ、けれどね」
 それでもとだ、ステイシーはエイミーに強い声で答えた。
「二匹共ね」
「幸せになってもらうわね」
「絶対にね」
「では私も頑張るわね」
「お願いね、まずはね」
 茶色と白の大きな耳の雄の小型犬を見て話しら。
「スパッドは比較的健康だから」
「すぐに治療も終わって」
「それで里親さんも探せるから」
 だからだというのだ。
「まずはね」
「スパッドから」
「幸せになってもらうわ、そしてね」
 今度は黒と白の垂れ耳の雌の大型犬を見て言った。
「アンジェリカは足が弱っているから」
「暫くは健康を取り戻してもらう為に」
「治療して身体も動かしてもらって」
 運動もさせてというのだ。
「そしてね」
「そのうえでよね」
「健康になってもらってから」
「幸せになってもらうわね」
「そうしていくわ」
 ステイシーはエイミーに話した、そしてだった。
 まずは健康なスパッドから里親を探し心ある家族に迎えてもらった、そしてアンジェリカは確かな治療を受けて運動もしていき。 
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