夢幻水滸伝
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第三百十四話 イリノイ州を統一したうえでその三
「そうしてです」
「そのうえで、ですね」
「他の政策も行う」
「そうもしていきますね」
「そうします、政策は同じです」
新たに降った街や村に対してもというのだ。
「宜しいですね」
「わかりました、ではです」
「その様にしていきましょう」
「降った街や村にも同じ政策を施行する」
「そうしていきましょう」
官吏達も応えた、そうしてだった。
ルイスは州を街や村には兵を送ることなく統一を果たした、展開は他の星の者達と比べると遅かったがそれが出来た。
それを祝う場でだ、彼は官吏達に話した。
「まずは統一出来て何よりですが」
「それでもですね」
「まだこれからですね」
「このイリノイ州を統一しても」
「それでもですね」
「アメリカの統一はです」
これはというのだ。
「まさにです」
「これからですね」
「そうした状況ですね」
「むしろはじまったばかりですね」
「そう言っていいですね」
「はい」
まさにというのだ。
「ですから祝うべきことですが」
「これで終わりではない」
「そのことを肝に銘じるべきですね」
「そのうえでこれからも動いていく」
「そうすべきですね」
「私達星の者の目的はこの世界を救うことです」
このことも言うのだった。
「それならです」
「まさのですね」
「これ位ですね」
「今の我々の状況では」
「左様ですね」
「そうです」
こう答えるのだった。
「今の私達は」
「わかりました、ではです」
「次は他の州への勢力拡大です」
「それに入りましょう」
「今後は」
「そうです。ですが私はやはり」
ここで苦笑いになって話した。
「戦はです」
「苦手ですか」
「そうですか」
「しなければならない戦はあります」
このことは強い声で述べた。
「しかしです」
「出来る限りですね」
「戦は避ける」
「ルイス様としては」
「そうしたいので」
だからだというのだ。
「これからもです」
「戦は最後の最後ですね」
「そうした手段で」
「勢力拡大もですね」
「進めていきますね」
「そうします」
こう言ってだった。
ルイスは今度は他の州への勢力拡大に入ることにした、それでイリノイ州の隣にあるインジアナ州にだった。
勢力を拡大させることにした、すると。
「ミシガン州のルイーザさんとですか」
「はい、そしてです」
「ケンタッキー州のギンズバーグ様です」
「お二方もそれぞれの勢力を拡大され」
「州を統一されています」
「そしてです」
「さらなる勢力拡大を目指されています」
「そうですね、それではです」
メルヴィルはその状況を確認して述べた。
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