レーヴァティン設定資料集
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第十四章
帝国側の人物
ハンナ=フォン=アーダベルト
久志の妻であり皇后を務めている。夫を隣で静かにだが確実に支えている聡明な人物。
ガンダルフ
淳二の友人であり大魔術師。隠者の趣を持っている。
フリオ=フォガーノ
ナポリ王であり帝国に降り家臣となる。優れた文官。
ジュゼッペ=フォガーノ
ナポリ王の弟。立派な武人であり帝国に降った後は重要な将軍となる。
モンフェラート
騎兵隊の将軍。
トスカーナ
騎兵隊の将軍。
ゴンガーザ伯爵
優れた財政官僚。
フェニーチェ伯爵
優れた財政官僚。
ステーファノ
提督。
モナコ
提督。
トトメス
将軍。
オドアケル
将軍。
トマス=オーウェン
スコットランド王。他の王達と共に帝国に降った後で帝国の臣となる。
幕府側の人物
御坂
寺社奉行。
池田
勘定奉行。
栗橋
老中。
佐々木
老中。
石渡
老中。
平野
大目付。
お静
英雄の正室であり幕府の御台所。聡明で優しくよく気がつく女性。
梨田
土佐の若い大名。幕府に降りその臣となる。
鈴木四兄弟
薩摩を治める者達。一久、一和、一義、一家といい皆優れた人物で幕府でも活躍する。
野村
信濃の小大名。極めて戦に強く幕府に降っても重用されている。
湯上
甲斐の大名。幕府でも重要な人物となる。
藤原
能登七尾城の主。幕府に敗れその家臣となる。
大田
江戸城の城主。幕府に入る。
海の魔神
この世界の殆どアトランティスとムー二つの浮島以外を石にしたうえで海の中に沈めた神。その正体は長らく不明であったがラグクラフト神話界の水の神クトゥルフが正体であることが神託によりわかった。
蛸がそのままそうなった頭に鉤爪が出た膝に蝙蝠の翼を持つ人の男の身体を持っており性格は極めて原始的なものでほぼ本能によって動いている。尚こうした原始的本能的な性格と行動はラグクラフト神話界においてのこの神の性格そのままであり悪意にも満ちているがラグクラフト神話界の神々もまたこの世界を司る神々でありこの世界を守護する存在である。原始的な悪意に満ちていても世界を護る意志は存在し人とはまた違う思考の在り方からこの世界を襲う危機について憂いも持っている。
この世界を襲う危機が一体どういったものであるはあらゆる神話界の神霊達ですらまだわかっていないが彼等の間で話し合った結果一度人が世界を実際に救えるだけの力を備えているのか確かめることになり一度世界の殆どを石として海に沈めることになりどの神霊がそれを行うかということを話した結果クトゥルフが神霊達の会議と選挙の結果選ばれその任を担うことになった。アトランティスとムーの者達が海の魔神がクトゥルフだと長い間気付けなかったのは手掛かりが乏しくかつ神霊達も最後の最後まで教えないことも試練と考え神託でも教えなかったからである。
クトゥルフの力は極めて強大かつ邪悪に満ちたものでありラグクラフト神話界の神々の中でも強い部類になる。その禍々しい姿を目にしただけで並の者ならばそれだけで発狂してしまう程である。この神を倒せば世界は海から出たうえで石化から解放されて元に戻ることが出来る。ただしクトゥルフ自身の力も極めて強大なだけでなく彼の軍勢も特に水中では強力でありその力は生半可なものでは太刀打ちすら出来ない。そのクトゥルフを倒すこともまたこの世界を救う試練である。
レーヴァティン設定資料集 完
2023・7・26
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