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すべてを統べる眼

作者:toshi0517
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転生
  第一話

気づいたらあたり一面真っ白な空間にいた

ここはどこだ? だれかいないのか? どうしてこんなところに? とか疑問は尽きないけどまずはやっぱり“お約束”からだよね!

「知らない天井だ…」

よし!とりあえず満足だ。さてとじゃあ俺についてだね…

俺は25歳のサラリーマン

好きなものは多々、どころかメチャクチャある

アニメ、ラノベ、マンガ、ギャルゲ、エロゲあげていったら正直何時間でも語れるぞ!

しかも恋人もいないので趣味に給料を全部つぎ込んでるので家の7割はゲームやマンガ、ラノベなんかで埋まっている

と、まぁそれは置いといて、その中でも一番のお気に入りは何といってもNARUTOだ!

俺は出来ることならあの世界に入りたいと何度妄想したことか!

『ねぇ・・・・・・・・・・・・・い・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

特にうちは一族だね、あの写輪眼のチートさだ

術のコピーとかマジキチじゃね?

『・・・・・ち・・・・げ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

修行して会得した術を見ただけでコピーするとか俺がされたら確実に忍びをやめるよ本当に。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こ・・・を・・・・い』

ってかザブザとかよくカカシと忍術合戦しようとか思うよなぁ

千の技をコピーしたってことは自分の術もコピーされるってのと同義語だと思うんだけどねぇ…

『・・いい・・・・・・・・に・・・・・・・・しな・・・・』

俺なら修行もせずにマネされるのは我慢できないねぇ

『いい加減こっちに気づけぇぇぇ!!!』

おぉ!?びっくりしたぜ

ん?それよりもこの人は一体どこから来たんだ?さっき周りを見たときは俺一人だったのに

『ちょっと!気づいたのになんで無視を続けるのよ!』

「あぁすいません。ちょっとビックリしたので固まってました」

よく見たら何だこのお姉さん…ジャージにボッサボサの髪のスッピンだYo!

っとちょっとおかしくなったな、危ない危ない

まぁスッピンでもメチャクチャ綺麗なんだけどね

『で、現実逃避はもういいかな?』

「あ、はい。まだ途中ですが一応大丈夫です。」

『そうかい。なら今の状況を説明したほうがいいよね?』

「お願いします」

『了解。じゃぁまず私のことからだね。私はここで門番みたいなことをしてるわ』

「はぁ…」

『とりあえず最後まで聞きなって。ね?』

なんだろ、すっげー子供扱いされてるような気がするな、、、俺だって立派な社会人なんだぞ!?

俺がそんなことを考えててもお姉さんはお構いなく喋ってる

『それでこの空間からについてだね。ここは君たち風に言うなら“常世(とこよ)”だよ』

「あのぉ…」

『ん?なぁに?』

「常世って確か仏教用語ですよね?」

『お、おしいね。正解は神道の部類だね、意外に知ってるもんだねぇもっと君たちって宗教には無関心かと思ってたのに』

「はい、昔読んだ本で見たので。えっとつまり…ここってもしかして!?」

『そ、一種の死後の世界ね。であたしはここでその管理役として来てるの。一応は神様の分類になるらしいよぉ』

「死んじゃったんだ…俺。ってか神様なのに格好がものっそいことになってますけどね」

『いやぁ、ここって基本はあたししかいないしもう200年以上1人ぼっちでさ。誰にも見せないのにお洒落や化粧とかするのが面倒になっちゃさ』

こりゃまた本音をポンポンいう神様だねぇ…

『と、話がそれたけど…君がここにいることが逆に問題なんだよねぇ』

「え?」

『いやぁ、実はあなた、まだ寿命が残ってるのよ。そもそもここはお坊さんとか悟りとかを開いた人を受け入れるための場所なのよ』

「え!?じゃ、じゃあなんでここにいるんですか!?」

『そこなのよねぇ。あなたの死因って車に轢かれて、になるんだけど記憶ある?』

「…いえ。なんで死んだのか今知りました。」

『そっかぁ。あなたは道路にいた子供を助けて死んじゃったのよ』

「そうなんですか…」

『えぇ、あたしもここに人が来たのは200年ぶりぐらいだからびっくりしちゃってさぁ』

「あの…」

『どうしたの?』

「その子供はどうなりました?」

『擦り傷程度で大きなケガはないわね』

「よかった」

『え?なんでよ』

「だって子供は無事なんですよね?」

『ええ』

「なら死んだだけのことはあります。俺の将来とその子の将来ならたぶんその子の方が大きいと思おうんで。」

『…………よし!合格!!』

「え?」

『その心意気に感動したわ!代わりと言っちゃなんだけど残りの人生分として転生させてあげるわ』

「もし不合格ならどうなってたんですか?」

『寿命がくるまで一人でここで生活してもらうわ』

「よかったぁ…」

こんな何もないない真っ白な空間であと50年も60年も過ごしたら絶対に精神が寿命よりも先にやられるのが分かる。。。

『じゃあ、転生についてなんか希望とかあるかしら?』

「いくつまでならいいですか?」

『とりあえず言ってみなさい。あんまり多いのはダメだけど1ケタまでならあたしの権限でなんとかできるしね』

「じゃあ、まずNARUTOの世界に行きたいです。もちろん他に転生者はいないっていうのが条件です。立場はサスケの双子で、あと万華鏡写輪眼のリスクなしでの使用可能に、あと別(こと)天神(あまつかみ)の会得、穢土転生のうちはマダラのように輪廻眼に変えれるようにしてください」

『NARUTOかぁ。いいよねぇ。あたしも好きなのよぉ、面白いしねぇ。で願いはそれでいいの?』

「いえ、あとチャクラの量を尾獣並みにして欲しいです」

『分かったわ。ただしその代わりに能力に制限を掛けさせて貰うわ』

「制限?」

『ええ。よくある2次小説のパターンだと生まれてからすぐ使えるってが多いわよね。』

「ええ、そうですね」

『でもそれだとつまn、、ゲフンゲフン 周りから拒絶されたりするかもしれないからね』

2次小説ってなんでそんなこと知ってるんだ?さっきもNARUTOを知ってるみたいだし…もしかして神様ってマンガやアニメが好きなのか?しかも今一瞬ツナンナイって聞こえたような・・・っと説明を聞かなきゃな

『だからあなたにはその能力を使えるようになるまである程度の修行時間が必要にするわ』

「具体的には?」

『5万時間ね。』

「ご、5万時間ですか…それってどれくらいかかるものなんですか?」

『飲まず食わず不眠不休で24時間ずっと修行してほぼ6年掛かるわ。だいたい普通に修行して16~18歳ってところね。イタチ見たいな天才でも12歳ごろまで掛かるわ。そのかわり使いこなせれば強いっていうかナギ・ スプリングフィールドみたいなバグキャラの部類に入いっちゃうんだからある程度年齢が掛かるのは能力の代償とでも思いなさい。』

「まぁうちはなら普通でも相当強いはずだしな。分かりました。それでお願いします。」

『じゃあ以上でいいわね?転生さえるわよ?』

「あ、容姿とか決めてなかった!」

『サスケの双子なんだから髪の毛の色違いでいいでしょ?』

「ってそうでしたね。…いえ!2卵性でお願いします!」

『へぇ、なんでか聞いてもいい?』

「はい。まずは俺とサスケの才能の違いです。」

『というと?』

「俺は、まぁ輪廻眼は別としてサスケよりも遥かにチートな能力がありますよね?それなのに1卵性だったら俺とサスケが常に比較されてサスケが余計なプレッシャーに感じて潰れたら困りますから。」

『なるほどね。じゃあどんな風にする?』

「そうですね…じゃあうちは一族なんで黒髪黒眼は必ずで顔は…ん~うちはマダラにしてください。」

『でも顔がマダラだと周りや上層部から狙われたり避けられたりしないかしら?』

「マダラが生きていた時の人はほとんどいないし、まず分からないと思いますよ?それに最悪の時は幻術でなんとかしますし」

『そ、そう。じゃあこれで良いわね?(意外とこの子えげつないことサラッと言ったわね…)』

「はい。もう大丈夫です」

『それじゃあ今度は天寿を全うしてね。いってらっしゃい』

「はい!ありがとうございます!!」

こうして俺は意識を失った





でも途中で神様がNARUTOのマンガを持ってるのに気づいた。しかも単行本ではなく薄いのに高価格な夏と冬にしか売ってないあれだ…orz

しかもなんかタイトルにカカシ×イルk、、、ゲフンゲフン なんでもない

本当に大丈夫なのかと心配になったのが最後の記憶だった
 
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