超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる‼~
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第三百七十二話 原子力発電所 その2
第三百七十二話 原子力発電所 その2
無色主義。
それは何色にも染まらない自由な主義。
そして、この国に『無色主義』による革命を起こすために結成された組織『紅軍連合』。
この物語はカオスと化した敗戦国、新日本に革命を起こすために戦う、若者たちの青春群像劇である。
ついに開始された原子力発電所襲撃作戦。
この作戦の目的は、国内に存在する全9基の原子力発電所を武力で制圧することによって、国民に誤った情報と価値観を植えつけるマスメディアを完全に破壊することだ。
そう、テレビもネットニュースも、新聞や週刊誌を印刷する工場も、電気がなければ、成立しない。
無能なセージカ達にとって、都合のいい情報だけを報道し、誤った価値観を国民たちに押し付け、数の暴力で少数派の人間たちの尊厳を傷つけるマスメディアを破壊するには、武力で原子力発電所を制圧して、国民たちを洗脳する誤った情報の流出と伝染を止めるしかないのだ。
国内全9基の原子力発電所の武力制圧のために、紅軍連合の35人の戦士たちは9つの班に分かれ、俺、能沢エーイチロウと広末シューサク、鳥羽リョーコ、労速ジュンの4人は、木白崎原子力発電所の襲撃班として、行動を開始。
広末シューサクが運転する、俺たちと大量の自作爆弾が積まれたトラックが木白崎原子力発電所に突撃。
広末シューサクの運転するトラックは木白崎原子力発電所の建物の壁を突き破って、ロビーに侵入。
俺たちは木白崎原子力発電所内での爆弾爆破の警告を開始、警告を聞いた職員と警備員のほとんどが、原子力発電所の爆発を恐れ、撤退した。
俺は施設内にただ一人残った、木白崎原子力発電所の責任者の男の両目と尊厳を破壊して、3人の仲間たちと共に、制御室を目指す。
遠くからケーサツのパトカーのサイレンの音が聞こえてくる。
おそらく、この原子力発電所から逃げた誰かが、警察に通報したのだろう。
しかし、自作爆弾を積んだトラックと、その爆破スイッチを所持している俺たちにとって、ケーサツなど、もはや脅威ではなかった。
そう、俺たちがこの、木白崎原子力発電所を爆破すれば、ホーシャノウが国内に拡散して、この国は間違いなく滅びるのだから。
今、俺たちはこの国の運命を、この手に握っているのだ。
俺は広末シューサク、鳥羽リョーコ、労速ジュンに、木白崎原子力発電所内の制御室の制圧を任せて、施設に侵入した共われるケーサツ官どもを排除するために行動を開始する。
木白崎原子力発電所のロビーにはケーサツ官とケーサツの爆弾処理班だと思われる人物が、10人ほどいた。
ケーサツの爆弾処理班が、自作爆弾が積まれたトラックの荷台に入ろうとする。
自作爆弾がケーサツどもに奪われしまえば、俺たちの敗北は確実。
だから俺は、2階の廊下から、1階のロビーにいるそれぞれの作業を始めたケーサツ官どもを上から銃撃。
まず、第一優先として、爆弾処理班を狙う。
俺の銃撃を浴びた爆弾処理班が倒れる。
とりあえず、爆弾の無効化を防ぐことに成功した俺は、続いて、ケーサツ官どもに銃撃を開始。
約一名のケーサツ官を残して、この原子力発電所に来たばかりのケーサツ官がほとんど死亡した。
俺の銃撃から生き残ったケーサツ官が物陰に隠れて、俺を挑発してくる。
「『なにも持ってない人間』ってのは、本当にみじめだよなぁ!自分には何もないからって人に迷惑かけて新聞に載って自己顕示欲を満たそうとする人間、本当にみじめだぜ‼」俺を挑発して、銃の射程範囲に俺をおびき寄せる算段か。
俺はケーサツ官に問う。
「じゃあ、お前はいったい何持ってんだよ?人よりいったい何が優れてるんだよ‼」
「俺はケーサツだ!公務員だ!少なくとも、おめーら『なにも持ってない人間』より、頭がいいし、年収だって高い‼おまけにイケメンで女にモテる‼おめぇらテロリストはどうせアレだろ?顔も悪けりゃ、頭も悪い、おまけに低収入で社会になじめないから、似た者同士で肩寄せあって、自分の短所を全部、社会や周りの人間のせいにして、テロ起こして大勢の人に迷惑をかける‼どんな崇高な思想や目的があるのか知らねぇが、お前らは所詮、社会的弱者の寄せ集めだ、何者にもなれなかった社会の敗北者、落ちこぼれなのさ‼」
「じゃあ、仮に、よその国からミサイルが落ちてきたら、俺たちが持ってない何かを持っている、おめぇに何ができるんだよ?」
「なんだよ、よくわかってんじゃねぇか、そうさ、俺は、『なにも持っていない人間』のお前より『持っている人間』なんだ‼で、なんで急にミサイルの話になるんだ?」
「おめぇだって、もう知ってるはずだぜ!同じ空の下の海の向こうじゃ、R国がU国の市街地にミサイルを打っていることを‼仮にR国が日本にミサイルを打ってきたら、おめぇみたいな『持っている人間』にいったい何ができるんだよ?おめぇが俺たちより優れていると主張する頭脳、収入、優れた容姿がミサイルから日本国民を守ってくれるのかよ?たかがケーサツ官一人に、ミサイルの落下を阻止できるのか?できねぇよなァッ‼全部できねぇよぉッ‼できるわけねぇんだよ‼だってそうだろぉ?市街地にミサイルが飛んでくるってことは、とっくに戦争が始まってるってことなんだぜ?戦争が始まれば、戦況次第でインフラが崩壊する、インフラが崩壊すれば、日本国民が依存している金なんて、もはや何の価値もねぇ!ただの紙きれとコインだ‼」
「フン!戦争を持ち出して話のスケールを広げて、自らの人間としての至らなさをごまかそうとするな‼だいたい、R国は日本に宣戦布告なんてしてない、それにもしもの時は、国内のBEI軍どもが、俺たち日本人を守ってくれるはずだ‼」
「甘ぇよ‼おめぇ、本気でBEI軍が俺たちのことを守ってくれると思ってんのか?」
「ど、どういう意味だ‼」
「BEI軍は、これまで俺たち日本人に数多くの被害を与えてきた、例で言えば、ゴーカンだ‼敗戦国の日本を支配しているBEI軍兵が日本人をゴーカンしても、そのBEI軍兵は日本の法律じゃ裁けない‼それにBEI軍が日本国内に基地を作っているのは、日本の防衛だけじゃない、その大きな理由は監視だ‼日本の必要以上の武力増強を阻止して、日本の核ミサイルの開発・所持を禁止するための監視。BEI軍は日本が自分たちにとって脅威にならないように、日本を支配することで、日本の自立を阻止して、日本が単体で国土防衛するための力とチャンスを奪っているんだ‼いいか?俺たち日本人は所詮、BEI軍に支配されている側なんだ‼もし、仮に戦争が始まっても、BEI軍のやつらの気が変われば、日本なんてすぐに見捨てられる、戦争の長期化でBEI国本土の戦力が弱まれば、BEI軍のやつらなんて、すぐに日本を見捨てて、BEI国本土に戻る!そんなやつらに俺たちの日本を任せてもいいのか?日本は核ミサイルを持ってないんだ‼つまり、よその国にしてみたら、攻撃・侵略しやすい国なんだ‼そんなセキュリティーガバガバな国にしたのは、クソみたいなセージカとBEI軍のやつらだ‼俺たち日本人から日本を守る力と権利を奪ったのは、クソみたいなセージカとBEI軍のやつらだ‼だから俺たち紅軍連合は、クソみたいなセージカとBEI軍のやつらを武力で一人残らずぶっ殺して、『無色主義』によって、今の日本を浄化するんだ‼仮にお前が俺たち『なにも持っていない人間』より、『持っている人間』」だとしても、お前一人にできることなんて、たかが知れてるんだよ‼ おめぇが『なにも持っていない人間』より持っていると錯覚している頭脳、収入、優れた容姿も、いざ戦争が始まってインフラが崩壊したら何の役にも立たねぇんだ‼俺たち紅軍連合は個人が他者より優れていることを確認するために革命活動をしてるんじゃない‼本気でこの日本を変えたくて!救いたくて革命活動しているんだ‼おめぇみてぇな自分より弱い人間相手にカッコつけて優越感浸ってる器量の小さいバカよりも、俺たち紅軍連合のほうが、よっぽど日本のことを考えている。おめぇらケーサツは所詮、今の誤った日本を作り、BEI軍にこびへつらって平和を維持しようとしているクソみてぇなセージカの操り人形だ‼ペットだ‼奴隷だ‼売国奴だ‼おめぇらみてぇなクソバカケーサツは今すぐ『自己反省』しろ‼バカ野郎‼死ね‼」
ケーサツ官が俺に反論するために、口を開く。
そうはさせねぇよ、反論される前に殺してしまえば、この口論は俺の完全勝利になる。
だから。
俺はケーサツ官に反論される前に、消火器をケーサツ官に向かって噴射。
消火器の白い粉がケーサツ官の視界を塞ぐ。
その隙に、俺は消火器をケーサツ官の頭部めがけて、放り投げる。
頭部に消火器の直撃を受けたケーサツ官の動きが鈍ったのを確認した俺は、ケーサツ官に銃撃開始、ケーサツ官は死亡した。
俺は死亡したケーサツ官に向けて告げる。
「悔しい...ですよね?」
次回予告 原子力発電所 その3
※この物語はフィクションです、実在する人物及び団体には一切関係ありません。
『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤
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後書き
次回もお楽しみに
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