八条学園騒動記
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第七百六話 スポーツの施設もその三
「連合では日々ですね」
「格闘技それに武道もな」
「していて」
「己を鍛えている、他のスポーツもだ」
これもというのだ。
「行っている、こっちに行くか」
「はい、こちらですね」
「そうだ」
大尉は上等兵をある場所に連れて行った、そこはというと。
乗馬場だった、そこに二人で行って話した。
「乗馬もな」
「これはエウロパでもしますね」
「そうでありな」
「連合でもですね」
「行っていてポロもだ」
この競技もというのだ。
「行っている」
「激しいスポーツですが」
「この国でもだ」
「行っていて」
「汗を流している」
「色々なスポーツを行っていますね」
「楽しんでな、ラグビー場も見えるが」
今度はそちらの話をした。
「あのスポーツもな」
「連合ではしていますね」
「それも誰もがな」
「階級に関係なく」
「エウロパではラグビーはな」
「上流階級がお行いますね」
「そうだ、貴族がな」
この階級の者達がというのだ。
「盛んにだ」
「行うもので」
「平民だとな」
「ラグビーをするとなると」
「上流のだ」
平民階級にあれどというのだ。
「富裕層が行う」
「左様ですね」
「普通の者はな」
「サッカーをします」
「そこは分けられている」
「エウロパでは」
「行うスポーツもな」
これもというのだ。
「区分されている」
「住む場所着る服に」
「入る店も違ってな」
「スポーツもです」
「そうなっているが」
それがというのだ。
「連合ではな」
「誰もが好きなスポーツを出来ますね」
「その者のな」
「競馬もですね」
上等兵はこちらのことも話した。
「エウロパでは富裕な」
「平民でもな」
「若しくはです」
「貴族だ、誰もが着飾ってな」
即ち正装してというのだ。
「競馬場に赴きだ」
「優雅に賭けて」
「そうして楽しむものだ」
「それが競馬ですね」
「ギャンブルという娯楽を楽しむな」
「そうしたものですね」
「しかしだ」
それがとだ、大尉は眉を顰めさせて話した。これまでは冷静な感じであったところに急に嫌悪が宿った。
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