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博士の挑戦状

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第四十六話

              第四十六話  返事を書いてから
 カーミラはこの時夕方に起きてそうしてから夕陽が沈んでいくのを見ながら使い魔達に対して言った。
「博士へのお返事は書いたし」
「後はですね」
「決闘の日まで、ですね」
「くつろいで」
「そうして色々なことを楽しみますね」
「そうするわ、今日はDVDでね」
 自宅のというのだ。
「映画鑑賞をしてね」
「楽しまれますね」
「そうされますね」
「これより」
「そうされますね」
「そうするわ、お酒も飲むけれど」
 カーミラはそちらの話もした。
「お酒は日本酒にするわ」
「ではおつまみはどれにされますか」
「お酒は日本酒としますと」
「そちらは」
「そうね、梅ぼしとね」
 まずはそちらにすると答えた。
「それにかまぼこ、あとはお豆腐ね」
「お豆腐ですか」
「ご主人様最近お豆腐お好きですね」
「どうも」
「そしてこの度もですか」
「そうね、お豆腐はね」
 カーミラも否定せずに答えた。
「日本に来てからね」
「お好きになられましたね」
「美味しいので」
「だからですね」
「湯葉や揚げも好きで」
 こういったものもというのだ。
「そしてね」
「お豆腐もですね」
「お好きで」
「よく召し上がられますが」
「今宵も」
「冷奴でね」
 食べる料理の話もした。
「いただくわ」
「わかりました、それでは」
「梅干しも板わさもお出ししますので」
「暫しお待ちを」
「映画は日本のホラー映画よ」
 視聴する映画の話もした。
「それにするわ」
「ではそちらも用意します」
「ご期待を」
「ええ、それではお願いするわ」
 カーミラは悠然と笑って応えた、そうしてだった。
 映画がセットされるのを観た、それは日本の幽霊が出る映画であったがその映画を観るのであった。


第四十六話   完


                   2023・3・17 
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