新オズのカボチャ頭のジャック
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第十二幕その二
「それでなのよ」
「ここまで出来たんだね」
「そうよ」
ジャックにその畑達を観つつお話します。
「本当にね」
「そうなんだね」
「皆が力を合わせてお仕事をして」
「牛やトラクターも使って」
「他の農具もね、それでよ」
「ここまでのものが出来たね」
「そうよ」
本当にというのです。
「だからね」
「それでだね」
「私がこれが政治だってね」
その様にというのです。
「思うわ」
「そうなんだね」
「ええ、皆がいてくれたから」
その為にというのです。
「ここまでのものがね」
「出来たんだね」
「そうよ、政治も一人では動かないのよ」
オズマは言いました。
「皆の力があってね」
「そうしてだね」
「出来るものなのよ」
「どんなことでもそうだよね」
「そう、そして政治もよ」
「全部だね」
「そうして出来るの、じゃあね」
オズマはさらにお話しました。
「これからも政治はそうしたものだと認識して」
「やっていくね」
「そしてここではね」
「水田をだね」
「完成させましょう、それが終わったら」
その時はというのです。
「いよいよね」
「花火とだね」
「盆踊りよ」
その二つだというのです。
「いいわね」
「うん、それじゃあね」
「皆でやっていきましょう」
「そうしようね」
笑顔で応えてそうしてでした。
皆で南瓜畑の完成を喜んだその足で、でした。
皆で水田も造っていきました、水田も徐々に出来てきていて。
そうしてです、いよいよでした。
水田が完成しようという時にジャックは水田を観て言いました。
「何か今凄く嬉しいよ」
「いよいよ完成と思うとよね」
「うん、本当にね」
こうオズマに答えました。
「それだけでね」
「そうね、ただ完成したらね」
「もっと嬉しくなるね」
「そうなるわよ」
「そうだね、それじゃあね」
「ええ、このままね」
「お仕事を続けていくことだね」
オズマに言いました。
「そうだね」
「そうよ、そうしたらね」
「もっとだね」
「嬉しくなるわ」
こうジャックに言いました。
「絶対にね」
「そうだね、畑も完成したし」
「水田も完成したらね」
「尚更嬉しくなるね」
「最高にね、だからね」
それでというのです。
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