仮面ライダーリバイス 禁断の力
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第二十二章
「それでだよ」
「俺っちって役に立ってたんだな」
「かなりな、だからこっちも頼むな」
「それじゃあな」
「これから馴染みにさせてもらいます」
ソフィアも笑顔で言って来た。
「宜しくお願いします」
「ああ、お客さんが増えると嬉しいしな」
バイスはソフィアの話に乗って明るく応えた。
「それじゃあこれからも来てくれよ」
「そうさせてもらいます」
「お風呂に入ると気持ちがすっきりして執筆もはかどるし」
神山は小説家として話した。
「やっぱりお風呂はいいよ」
「そうね、じゃあこれからもね」
「ああ、皆で来ような」
芽依とも話した、そしてだった。
ライダー達は風呂を楽しみつつ様々な話をした、そして決戦の時になるとスサノオからだった。
戦場に招待された、招かれた場所はというと。
「フェニックスのベースだな」
「その中だな」
門田は狩崎の言葉に頷いた。
「ここは」
「そうだ、どういった場所かと思っていれば」
「フェニックスのベースとはな」
「そうであるなら我々の戦いに相応しい場所だ」
狩崎は冷静に述べた。
「何故ならこのベースこそだ」
「俺達の本当の敵の本拠地だった」
「彼が長官だったのだからな」
「ああ、俺達が所属していたが」
「我々の真の敵の本拠地だった」
「ならばここで戦うことこそ相応しい」
「私達の決戦にな」
まさにというのだ。
「これ以上の場所はない」
「そうだな、ではな」
まさにとだ、門田がその手に銃を出してだった。
全ての戦士達が戦う姿勢に入り基地の中を進んでいった、ギフジュニア戦闘員達が次から次に出て来るが変身しておらずともライダー達の敵ではなかった。
拳や蹴り、剣や銃で倒していく。そうして先に進んだがベースの格納庫に来た時にだった。
そこに無数のギフテリアン達がいた、ソフィアは彼等を見て即座に言った。
「ここはです」
「出番ってやつですね」
尾上が剣を背中越しに持った姿勢で応えた。
「まさに」
「私も戦います」
自ら手にして応えた。
「ここは」
「善人で戦いますか」
「そうすればです」
ソフィアは玲花にも応えた。
「この場は防げます、ただ」
「僕達も全力でいきます」
新堂が続いた。
「ここは」
「出し惜しみは敗北につなります」
「そうだ、いくぞ」
富加宮は玲花に続いた。
「全力でな」
「相手にとって一切不足なしだ」
大秦寺は冷静に言った。
「私達も揃っているしな」
「こんないい状況ってないよな」
緋道は前を見据えている、そのうえでの言葉だった。
「ならやるか」
「行くぞ、我々なら問題はない」
神代はその手に槍を構えて言った。
「ここは十分戦える」
「戦いの後で全員ここに立っている」
ユーリは断言した。
「そして勝利を手にしている」
「じゃあね、ここはね」
芽依は神山に言った。
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