新オズのカボチャ頭のジャック
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第九幕その一
第九幕 あぜ道を歩いて
一行は楽しい水田の開拓と南瓜畑の開墾を進めていきます、勿論そうした田んぼや畑を見回ることも忘れていません。
開拓された水田はまずあぜ道で区割りをされてです。
お水の中に稲が植えられていきます、トラクターや牛を使ってそうされていきますが。
どんどん稲が植えられていくのを見てジャックは言いました。
「水田をどんどん作っていってるけれど」
「まだまだ作るべき水田はあるわね」
恵梨香が応えました、今ジャックと恵梨香達五人それにオズマはギリキンの服を着ています。ただ服を着る必要のないガンプはそのままでムシノスケ教授とかかし、樵はいつも通りです。ただし樵は水田に入ってもお水や泥で錆びたり動けなくならない様にオズマがちゃんと魔法でコーティングしています。
「そうよね」
「そうだよね」
「かなり広い場所を開拓するから」
それ故にというのです。
「だからね」
「まだまだね」
「作るべき水田があるわね」
「そうだね」
「何か見渡す限り」
それこそというのです。
「拓けたお池があって」
「深さは浅めに統一されているけれどね」
「水田に相応しいね」
「けれどだよね」
「それでもね」
これがというのです。
「まだまだね」
「作るべき水田があるね」
「そうよね、じゃあね」
「うん、まだまだね」
「水田作っていきましょう」
「そうしようね」
「確かにまだまだ開拓すべき水田はあるわ」
オズマはギリキンの紫のタオルでお顔を拭きながら言いました。
「けれどね」
「それでもだね」
「皆がいるから」
こうジャックに言うのでした。
「私達だけじゃなくてね」
「開拓をしている人達が」
「だからね」
それでというのです。
「今までも凄い勢いで開拓されているし」
「南瓜畑もだね」
「そうなっているから」
だからだというのです。
「暫くしたらね」
「開拓と開墾は完了するんだ」
「そうなるわ」
「終わるのはずっと先かなってね」
「今思ったわね」
「うん、けれどだね」
「大勢の人達が力を合わせてやっているから」
だからだというのです。
「時間はね」
「かからないんだね」
「そうよ、安心してね」
「オズマガそう言うなら間違いないね」
ジャックはにこりとして言いました。
「それじゃあね」
「ええ、このままね」
「開拓進めtていこう」
「そうしましょう」
オズマはにこりと笑って応えました。
「開墾もね」
「それじゃあね」
ジャックは笑顔で頷いてでした。
皆と一緒にお仕事に励んでいきました、そして三時になると休憩に入ってです。
お茶とお菓子を楽しみます、そのメニューはといいますと。
冷たい麦茶に西瓜と水羊羹それにおはぎといったものです、オズマはその中の西瓜を食べてから言いました。
ページ上へ戻る