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新オズのカボチャ頭のジャック

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第二幕その九

「黒と白の縦縞の」
「虎のチームね」
「あれだけ絵になる華があるチームはないよ」
 教授はにこにことしてお話しました。
「勝っても負けてもね」
「絵になって華があるわね」
「だからね」
 それでというのです。
「チームも好きだけれど」
「野球の」
「食文化もね」
 こちらもというのです。
「凄くね」
「いいわね」
「これはいいよ」 
 そのお好み焼きやたこ焼き、焼きそばを見て言うのでした。
「喜んで食べよう」
「それではね」
 笑顔でこうお話してでした。
 皆でお好み焼きや焼きそばを食べます、恵梨香はソース焼きそばを食べて言いました。
「この濃い味がいいのよね」
「そうそう、おソースとマヨネーズを利かしてね」
 カルロスはお好み焼きを食べて言いました。
「こてこての味がいいんだよね」
「あったかくて親しみやすくて」
 神宝はたこ焼きをとても美味しそうに食べています。
「とても美味しいね」
「そうそう、青海苔や鰹節も乗っていてね」
 ジョージはモダン焼きを食べながらお話します。
「絶妙の味付けなんだよね」
「関西の味ね、日本の」
 ナターシャはみっくちゅじゅーちゅを飲んで微笑んでいます。
「素敵な味よ」
「そうよね、私も大好きなの」
 オズマはお好み焼きを食べつつ五人に応えました。
「この濃い味がね」
「よく日本のお料理は薄味って言われますけれど」
「大阪は違うのね」
「そしてあの街も」
 オズの国にあるあの街もというのです。
「そうですね」
「全体的に濃い味ね」
「こうして」
「そうよね。魔法使いさんなんてね」
 オズマは今は留守番をしているこの人のお話をしました。
「こうしたのとビールの組み合わせがね」
「お好きですか」
「串カツもね」
 こちらもというのです。
「お好きなの」
「そうなんですね」
「おソースとマヨネーズの組み合わせにね」
 それにというのです。
「青海苔と鰹節にね」
「紅生姜ですね」
「その味付けがね」
 これがといのです。
「本当にね」
「いいですよね」
「病みつきになるわよね」
「それで飲みものですが」
 恵梨香はこちらのお話もしました。
「みっくちゅじゅーちゅですね」
「こちらもいいわよね」
「はっきりした甘さよね」
「かなり強い」
「それでその甘さがね」
 これがというのです。
「またね」
「お好み焼きとかに合いますね」
「そうなのよね」
「ですから」
 それでというのです。 
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