八条学園騒動記
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第六百八十七話 カナディアンサンドイッチその七
「廃人になった人はね」
「実際にいるね」
「結構ね」
メアリーはシッドにまさに彼の言う通りだと話した。
「いるわ」
「お酒に溺れるってことだね」
「そうなると身体にも悪いけれど」
「頭にもだね」
「悪くて」
それでというのだ。
「だから今私もよ」
「お酒は頭に悪いってだね」
「言ったのよ」
「そういうことだね」
「今はファーストフードやジャンクフードも栄養が考慮されて」
その様になってというのだ。
「作られているけれど」
「お酒はだね」
「アルコールがね」
これがというのだ。
「どうしてもね」
「問題だね」
「それで酔ってね」
そうなってというのだ。
「そのうえでね」
「気持ちよくなるけれど」
「あまり過ぎると」
「毒になるからね」
「それこそ麻薬とよ」
飲み過ぎると、というのだ。
「もうね」
「それこそだね」
「変わらないわ」
そこまで危険だというのだ。
「本当にね」
「そうだね」
「私達もよく飲んでるけれど」
「危険だね」
「そうよ、だからね」
それでというのだ。
「あまりだよ」
「飲み過ぎないことだね」
「そうよ」
こうシッドに答えた。
「そこは気を付けないとね」
「頭によくないね」
「ただ考えや知識がおかしくなるだけでなく」
「廃人にもだね」
「脳自体が破壊されて」
そのアルコールによってだ。
「そうなるのよ」
「それ本当に言われてるね」
「ええ、だからよ」
それ故にというのだ。
「何かとね」
「気を付けることだね」
「くれぐれもね」
「けれど適度ならいいから」
その酒もというのだ。
「これからもね」
「飲んでいくんだね」
「それで鯨のステーキの時は」
あらためてこちらの話をした。
「白ワインがいいかしら」
「そうだよね」
トムも言われてそれはとなった。
「やっぱり」
「ええ、海の幸だから」
「海のものにはね」
「何といってもね」
「ワインとなると」
「白でしょ」
こちらのワインだというのだ。
「やっぱり」
「そうだよね」
「あとお野菜は」
メアリーはこちらの話もした。
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