ドリトル先生とタキタロウ
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第七幕その八
「安全の為だよ」
「まさに安全第一」
「安全の為には休憩も必要だね」
「若しそれを忘れたら」
「とんでもないことになるね」
「何かあってからじゃ遅いからね」
だからだというのです。
「そうしたことはね」
「しっかりしないとね」
「そうしたことは経営者の人が考えないといけないわ」
「会社の」
「利益だけじゃないよ」
経営者の人達の考えることはというのです。
「安全もだよ」
「考えないとね」
「運転手さんのコンディションも」
「あと技量もね」
「それとお給料も」
「車の整備も」
「あと行かせていい天候かもね」
皆も言います。
「そうしたことを全部考えて」
「事故が起こらない様にする」
「まさに安全第一」
「利益だけじゃなくてね」
「そうだよ、利益を出さないと経営は成り立たないけれど」
それでもとです、先生も言います。
「けれどね」
「それでもだよね」
「利益だけ考えてね」
「それだけで安全のことをおろそかにしたら」
「事故につながるよ」
「車や船の整備もしないと」
さもないと、というのです。
「その時はね」
「事故の元だよ」
「道路でもそうだし」
「他の場所でもよね」
「それは同じだね」
「同じだよ」
実際にと言う先生でした。
「何処でもね、どんなお仕事でもだよ」
「利益を出さないといけないけれど」
「それでもね」
「安全第一」
「そのことも忘れたら駄目ね」
「そう、駄目だよ」
本当にというのです。
「忘れたり最初から考慮しないとかはね」
「問題外で」
「今回もよね」
「ちゃんと考えてね」
「交代で運転してもらっているわね」
「コーヒーも用意してね、それで運転してくれた人たちは明日はお休みだよ」
そうしてもらうというのです。
「昨夜運転してくれた人達とは別だしね」
「色々考えてるね」
「スタッフの人達も」
「そうだよね」
「安全のことを」
「八条グループ全体でそうだしね」
安全のことを考えているというのです。
「だからだよ」
「今回のスタッフの人達も同じで」
「ちゃんと考えてるのね」
「休憩と安全のことは」
「もうしっかりと」
「そうだよ、ブラック企業が何故駄目か」
先生はこうした企業のお話もしました。
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