ドリトル先生とタキタロウ
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第六幕その七
「自然と筆が進むね、カレーの匂いを嗅ぐと」
「だってね、美味しそうだから」
「カレーの匂いってね」
「凄く独特だしね」
「嗅ぐと早く食べたいと思って」
「自然に手が動くよ」
「お仕事終わらせようとするわ」
皆は先生に笑顔でお話します。
「そういうことだよ」
「だからだよ」
「先生も手が進むのよ」
「そうなっているんだよ」
「そうだね、じゃあどんどん書いて」
そうしてと言う先生でした。
「早く食べようね」
「そうしようね」
「そして皆でカレーを食べよう」
「そうしよう」
「早くね」
「そうしようね、しかしお風呂があってよかったね」
ここで先生はこのこともお話しました。
「そうだね」
「うん、キャンプ場の近くの旅館にあってね」
「そこで入られるからね」
「よかったわ」
「お陰で昨日も入ったしね」
そうして身体を奇麗にしてというのです。
「今日もだったしね」
「調査が終わってすぐに入ったね」
「フィールドワークの後で」
「そうしたらすっきりしてね」
「執筆もはかどるわね」
「そうだよ、お風呂はいいものだよ」
先生はにこりと笑ってこうも言いました。
「身体は奇麗になるし気分もだよ」
「すっきりするよね」
「それで気持ちよく寝られるね」
「だからだね」
「お風呂は毎日入るべきね」
「疲れも取れるしね」
身体のそれもというのです。
「だからいいんだよ」
「そうだよね」
「それじゃあ今は執筆が終わったら」
「皆でカレーを食べよう」
「そうしましょう」
「是非ね」
皆に笑顔で応えてでした。
先生は執筆を終えて皆と一緒にカレーを食べました、するとそのカレーは。
「茸に山菜のだね」
「うん、そうなんだ」
「今日はそうしたカレーにしたの」
「川魚にね」
「山荘で売ってた茸や山菜を使ってね」
「そうした皆で作ったんだ」
「そうしてくれたんだね、僕はね」
どうにもと言う先生でした。
「お料理は出来ないからね」
「だから僕達が作ったんだ」
「そうしたのよ」
「先生の為にね」
「そして皆で食べようと思って」
「有り難う」
先生は作ってくれた皆に笑顔で応えました。
「じゃあ今からね」
「うん、食べようね」
「今日もお腹一杯ね」
「そうして食べよう」
「皆でね」
笑顔で言ってでした。
皆でいただきますをしてからカレーを食べます、先生はそのカレーを一口食べて作ってくれた皆に答えました。
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