八条学園騒動記
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第六百八十一話 料理チャンネルその四
「そこから日本はどうか」
「そうなるんだね」
「それで日本がよかったら」
「努力するんだね」
「その分野で日本よくなろうってね」
そう考えてというのだ。
「努力するらしいわ」
「それで日本よりよかったら?」
「何もしないそうよ」
「よく言われてる通りだね」
トムはその話を聞いて述べた。
「実は洪童も韓国はそうだってね」
「言ってるのね」
「うん、けれどお姉ちゃんのお友達は」
「日本の悪口は言わないけれど」
「やたらと日本のことを言うんだ」
「褒めてるけれど」
それでもというのだ。
「日本のことを言うことはね」
「一緒なんだね」
「そのことはね」
「僕も友達にいるけれどね、韓国人」
シッドも言ってきた。
「やっぱり日本のことばかりね」
「言うわね」
「うん、何かとね」
「シッドのお友達もなのね」
「同じバスケ部だけれど」
「日本のこと意識してるのね」
「そうだよ、悪口は言わないけれどね」
このことはメアリーの友人達と同じだった、この時代のインターネットでも韓国人はやたらと日本の悪口を書くのだ。
「やっぱり日本の学校に来てるとね」
「日本が嫌いならそもそも来ないわよ」
「だからね」
「日本を嫌いでなくても」
「かなり意識してることはね」
「同じね」
「大抵の韓国人はね」
この時代でもというのだ。
「そうみたいね」
「そうだね」
「そう思うと洪童ってかなり変わってるってことかな」
トムは二人の話を聞いて述べた。
「日本を意識しない韓国人だから」
「そう思うわ」
実際にとだ、メアリーはトムに答えた。
「私もね」
「そうだよね」
「けれどそこまで日本のことを言うから」
「韓国って目立ってるね」
「国際会議で絶対に一言言うから」
「日本のことをね」
「よく見たら国際会議でこれと言って言わないのに」
実は韓国はそうである。
「他の国があれこれ議論しても」
「そういえば韓国って国際会議であれこれ言わないね」
「日本のことを言ったら」
「それで終わりだね」
「二国間会議でも言うわね」
「大統領なりがね」
即ち韓国の要人達がだ。
「まず日本のことを言って」
「それからその国とのお話に入るし」
「もうその日本のことばかり言うことが」
「韓国を目立たせているね」
「世界で一番日本を見ている国だって」
その様にというのだ。
「言われて」
「目立ってるね」
「そうしたことでも目立てるけれど」
「カナダってそうしたことしないし」
「そうした国もないし」
極めて強く執着している国もというのだ。
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