ハッピークローバー
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第五十話 親戚の子達の世話からその四
「あの子達はね」
「だったら」
「これはもうね」
「力士さんを焼肉食べ放題に連れて行った」
「そんな風よ」
美奈代は富美子にその通りだと答えた。
「力士さんじゃなくてもプロレスラーでもいいけれど」
「どっちにしても食べるわね」
「しかもトレーニング終えた後よ」
レスラーの場合で話した。
「力士さんなら稽古よ」
「どっちにしても滅茶苦茶食べるわね」
「それでこの場合のお肉は」
「プールにいる大人な人全員ね」
「私達を含めてね、けれどもう」
「来ちゃったし」
「覚悟決めてね」
そのうえでというのだ。
「引率するわよ」
「わかったわ」
覚悟を決めた顔で頷いてだった。
富美子は服を脱いで水着に着替えた、富美子の水着は黒ビキニで美奈代は白ビキニだった、その水着姿でプールに出ると。
もうプールに出ていた二人は早速飛び付いてきた、そうして姉妹の身体のあちこちを触り回してきた。そんな二人をだ。
姉妹は何とか引き剥がした、そのうえで共に言った。
「いい?まずは準備体操して」
「それで私達から離れないことよ」
「勝手なことはしない」
「人様に迷惑はかけないことよ」
こう言うのだった。
「いいわね」
「変なことしたら叔母さんに言うわよ」
「それで私達も怒るから」
「出来るだけ泳ぐことに専念しなさい」
「えっ、幾ら泳いでもいいのかよ」
「そうなんだ」
二人は泳いでいいと言われると目を輝かせて言ってきた。
「それじゃあな」
「好きなだけ泳ぐよ」
「あれっ、あんた達泳ぐの好きなの」
「そうなの」
姉妹は二人の返事に目をきょとんとさせた、そのうえで言った。
「意外っていうか」
「そうだったの」
「当たり前だろ、俺達スイミングスクール行ってるんだぞ」
「それも休みなくな」
二人で姉妹に答えた。
「夏休みや冬休みの講習も出てるぞ」
「泳ぐの大好きなんだよ」
「先生の水着姿も見られるしな」
「あんないい場所ないぞ」
「そこもかって思ったけれど」
「それでも泳ぐのは好きなの」
姉妹で言った。
「それじゃあね」
「私達が見てるからどんどん泳ぎなさい」
「ああ、そうするからな」
「俺達が泳ぐの見ていろよ」
二人はこう言ってだった。
自分達から準備体操をしてだった。
プールに入って泳ぎはじめた、平泳ぎからはじめてだった。
クロールもする、背泳ぎもしてそうして泳ぐが富美子はプールの中でそんな二人を見て共にプールの中にいる美奈代に言った。
「あの、何ていうか」
「最初は触られまくったけれどね」
「いざ泳ぐとなると」
「休みなしね」
「意外ね」
富美子はひたすら泳ぐ二人を観つつ話した。
「これは」
「あれじゃない?エネルギーが有り余っていてね」
「それがエロに向かってるのね」
「だから身体を動かすなら」
そうすればというのだ。
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