八条学園騒動記
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第六百八十話 食べてみてその八
「やっぱりね」
「努力しないとでしょ」
「何もよくならないよ」
「テレビで幾らでも出て来るでしょ」
メアリーはスパゲティを食べながら話した、三人共もうスパゲティはかなり減っていてデザートに考えが向きだしている。
「コメンテーターとか変な政党の政治家とか」
「ああ、全く勉強しないでね」
「色々なことについて言ってるでしょ」
「的外れなことをね」
「全く勉強していないつまりね」
「全く努力していないってことだからね」
「それでよ」
そうした有様だからだというのだ。
「言ってることは的外れで」
「皆馬鹿だって思うんだね」
「努力しないとよ」
そうだと、というのだ。
「ああなるのよ」
「物凄くいいサンプルだね」
「ああはなりたくないでしょ」
「そうだね」
「どういう訳かね」
メアリーはさらに話した。
「そうした人達って同じ感じなのよね」
「凄く偉そうに言って人を攻撃するね」
トムも言った。
「男の人も女の人も」
「そうよね」
「それで言ってることがね」
肝心のそれがというのだ。
「馬鹿丸出しなんだよね」
「国会でもね」
「どの国でもね」
当然中央政府でもだ。
「もう小学校の夏休み前の生徒集会での質問レベルの」
「それも低学年のね」
「物凄く幼稚なのばかりだね」
「あれもよ」
「努力していないとなるんだね」
「政策を言う場なのに」
国会はだ。
「スキャンダルとああだこうだの責任追及ばかりで」
「政策を言わなくてね」
「それでスキャンダルとかもね」
背菌人追及も当然そこに入る。
「的外れなものばかりなのよ」
「ただ言っているだけだから」
「そんなのだから支持されなくてね」
「小さな政党で終わってるんだね」
「そんな人達普通の人達は支持しないから」
メアリーは軽蔑した目で語った。
「最初から」
「馬鹿だって思って」
「思ってというかわかってね」
その実態を把握するというのだ。
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