| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二千三百九十三話  ウォーミングアップか

第二千三百九十三話  ウォーミングアップか
 イギリスもフランスも蒸留酒をボトル一本即座に空けました、そうして酔いがすっかり回ったお顔で言いました。
「さあどんどん来い」
「飲んだから大丈夫だぞ」
「あの、もう飲まないとですか」
 日本はその二国に引きながら突っ込みを入れました。
「韓国さんのお話は聞けませんか」
「だから俺達には無理だって言ってるだろ」
「素面だと斜め上過ぎて聞くだけでダメージ受けるんだよ」
「それもかなりな」
「気絶で済めばいい位だからな」
「そうですか、私達はまたかと思う位ですが」
 このことは日本だけではありません。
「太平洋では」
「それは慣れなんだよ」
「ずっとあいつと一緒にいたらそうなるだろ」
 二国は日本に答えました。
「そういうことだよ」
「これは準備体操と思ってくれ」
「準備体操でそれだけ飲むのかい?」
「随分と不健康あるな」
 アメリカも中国もどうかと言います、ですがイギリスもフランスも既に飲んで覚悟を決めたのでした。


第二千三百九十三話   完


                  2022・12・21
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧