超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる‼~
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第百六十四話 『ZEI銀泥棒粛清作戦・第四段階ゼェイジグゥアー殲滅作戦』その3 親による子供の虐待、もしくは殺害事件を防ぐために、子供が欲しい男女には事前に国家試験を受けさせるべきだ‼無軌道なセッ●スはただの殺人行為だ‼
第百六十四話 『ZEI銀泥棒粛清作戦・第四段階ゼェイジグゥアー殲滅作戦』その3
親による子供の虐待、もしくは殺害事件を防ぐために、子供が欲しい男女には事前に国家試験を受けさせるべきだ‼無軌道なセッ●スはただの殺人行為だ‼
ついにTHE翼による『ZEI銀泥棒粛清作戦・第四段階ゼェイジグゥアー殲滅作戦』が始まった!
THE翼は国内のゼェイジグゥアーの死体1体に1000万円の懸賞金をかけた。
これにより多くの国民が1000万円を獲得するために、国内のゼェイジグゥアーを殺害し始めた。
しかし、殺害したゼェイジグゥアーの死体をめぐって国民同士の殺し合いも各地で発生していた。
この国にいるゼェイジグゥアーの人数は約700人以上。
この数はかつてこの国に存在していた『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』に比べると、とても少ないのだ。
つまり、かつて国内で発生した『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ狩り』に比べ、今回の『ゼェイジグゥアー狩り』の競争率はかなり高い。
それに、死体1体にかけられた懸賞金の額は以前の『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ狩り』の2倍である。
今まで金と権力で国民を支配していたゼェイジグゥアーが、今度は金欲しさの国民に殺される。
本来、管理する側が、管理していた者達に命を奪われる。
『ZEI銀泥棒粛清作戦・第四段階ゼェイジグゥアー殲滅作戦』はまさに、国民達による国家そのものへのテロ活動である。
そして、今日も各地で『ゼェイジグゥアー狩り』が勃発していた。
早朝、手に金属バットや物干し竿を手に持った国民たちが一人のゼェイジグゥアーを追いかけている。
「ゔあああああああああああッ!ゼェイジグゥアーだぁぁぁぁッ!1000万円だぁぁぁぁぁぁッ!」
「待てぇぇぇッ!俺の1000万円!」
「あのゼェイジグゥアーをぶっ殺して1000万円を手に入れるのは俺だぁぁぁぁッ‼」
「逃げるんじゃねぇよ!このZEI銀泥棒!俺にとっとと殺されて!1000万円になれやぁぁぁぁぁッ!」
「嫌だ...!僕はいっぱい勉強して、せっかくゼェイジグゥアーになったのに!僕は死にたくない!」
武装した国民から逃亡中のゼェイジグゥアーの前に一台の黒いワゴン車が停まる。
「おい!そこの黒いワゴン車の運転手!金はあとで、いくらでも出す!そのかわり、そのワゴンに乗せてくれないか!」
黒いワゴン車の左右のスライドドアがほぼ同時に開き、車内から金属バットと手に持った国民が一斉に飛び出して、助けを求めるゼェイジグゥアーに襲いかかる。
「そ、そんな君たちも...僕の命を奪いにきたのか‼」
「このZEI銀泥棒がぁッ!国民が納めたZEI銀でおめぇらだけいい思いしやがってよぉッ!ぜってぇ許さねぇぞ‼」
「待て!助けてくれ!助けてくれたら!ちゃんと金はやる!だから!殺すのだけは勘弁してくれ!」
「その金っていうのは、どうせ、おめぇらゼェイジグゥアーが働いて作った金じゃなくて!全部、俺達、国民が一生懸命働いて国に納めた金だろうがよぉッ!国民が働いて得た金で好き放題しやがってよぉッ!国民をなめんじゃねぇぞぉッ‼このZEI銀泥棒がぁッ!死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!」
国民が手に持った金属バットで逃亡中のゼェイジグゥアーの頭部を何度も殴る。
すでに死んでいることがわかってからも、国民は金属バットで何度もゼェイジグゥアーの頭部を殴った。
頭部に金属バットが直撃するたびに、頭蓋骨が折れる音が鳴り響き、地面を血液が汚した。
「ハァハァ...!すっきりしたぜ...!」
ゼェイジグゥアーを殺害した国民の背後には、1000万円のゼェイジグゥアーの死体を欲しがる国民達が集まっていた。
「なんだよ...お前ら!俺からこのゼェイジグゥアーの死体を武力で横取りするつもりだな...!上等だよ...かかって来いよ!オラァッ‼」
金属バットでゼェイジグゥアーを殺害した国民に向かって、数多くの武装した国民たちが襲いかかる。
金が人を変え、金が人から人らしさを奪う、金と言う名の鎖につながれた国民と言う名の囚人達による、醜い殺し合いが始まった。
次回予告 『ZEI銀泥棒粛清作戦・第四段階ゼェイジグゥアー殲滅作戦』その4 酒に酔った勢いで就寝したがっている自分の子供に心無い言葉をぶつける親は大量の酒を飲んで真冬の川にダイブして来い‼
後書き
次回もお楽しみに
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