仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百三十三話 果てしなき激戦その九
「何という扱いだ!」
「生きておられるのでよいですね」
「そうした問題か!」
「兎に角全員で、ですね」
「戦ったいこう」
薫はまだせんだんに話した。
「いいね」
「はい、わかりました」
主の言葉に誠実に応えた、そうしてだった。
せんだんも他の序列衆も力を合わせて戦った、彼女達が啓太それに薫の指揮の下ようこと共同してサタンドールを翻弄し。
サタンドールが総攻撃をかわした時にだった。
ライダー達が一斉に攻撃を浴びせた、それを受けてだった。
サタンドールは跳んでいたそこで地に落ちた、それから。
起き上がりだ、妖怪王女の姿になって言った。
「やられたわ」
「戻ったのはいいよな」
「だから見惚れても正体は見たでしょ」
ようこが啓太に眉を曇らせて話した。
「啓太もあれは駄目でしょ」
「流石にな」
「じゃあいいわね」
「ああ、急に気が萎えたよ」
「見るなら見ればいいわ、私はこれで戻るわ」
妖怪王女は息絶えようとする中で言った。
「後のことは他の皆に任せるわ」
「そうか、ではだな」
「また会った時にだな」
「その時は倍になって返してあげるわ」
鏡と花家に告げてだった。
妖怪王女も前のめりに倒れて散った、また一人大幹部が倒れた。
鬼火司令は響達に楽しそうに話した。
「久し振りにこの世界に戻って来た」
「戦う為にだな」
「そうだ、あの方に蘇らせてもらった」
クリスに笑いつつ答えた。
「有り難いことだ、ではだ」
「今からだな」
「戦うぞ」
「確か正体はオニビビンバでしたね」
「そうだよ」
桐生が響に答えた。
「こいつの正体は」
「わかりました、火ですか」
「それを使うからね」
「その通りだ、焼き尽くしてやる」
鬼火司令は早速だった。
オニビビンバの正体を出した、そのうえで戦士達に話した。
「今からな」
「俺達も変身するぞ」
万丈はオニビビンバになった彼を見て言った。
「今からな」
「ああ、下手に突っ込むなよ」
桐生は万丈にこのことは釘を刺した。
「いいな」
「突っ込むのが俺だろ」
「フォローするのは誰なんだよ」
「お前に決まってるだろ」
「全く、しょうがない奴だな」
「お前が理屈こね過ぎるんだよ」
こんなことを話しながらだった。
二人は変身し他のライダー達も続いた、そして防人達も武装し。
戦いがはじまった、オニビビンバは砲撃を行うが。
クリスはそれに対してガトリングガンを放ち言った。
「やり返してやる!」
「待て、やり返すより合わせろ」
翼がそのクリスに告げた。
「今はだ」
「合わせるって何をだよ」
「歌え」
翼が言うのはこのことだった。
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