仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百三十三話 果てしなき激戦その六
皆変身した、それぞれの最強フォームとなり魔神提督に向かう、魔神提督は剣を振るって戦うだけでなく。
その剣から雷光も放つ、マッハはそれを紙一重でかわしたが。
その速さにだ、思わずこう言った。
「何て攻撃だ」
「けれどわかっていただろ」
ドライブが言ってきた。
「魔神提督のこともな」
「そうだけれどな」
マッハは義兄でもある彼の言葉に応えて言った。
「実際に戦ってみるとな」
「実感するか」
「どれだけ強いかな」
このことをというのだ。
「実感するよ」
「そういうことか」
「そうだよ、怪人にならなくてもな」
魔神提督はそうだがというのだ。
「ベルトさんの言う通りだな」
「油断すると敗れるのはこちらだ」
ベルトさんはマッハに答えた。
「そういうことだ」
「そうだな、本当に」
「集まっていると全員が雷光を受けて大きなダメージを受ける」
ベルトさんはそうなることも話した。
「だからだ」
「ここは散開して戦うんだな」
「そうすべきだ」
ドライブに対して答えた。
「ここはな」
「そうだな、ベルトさんの言う通りだ」
ドライブはベルトさんの提案に全面的に賛成の意を述べた。
「あいつの雷光は本当に厄介だ」
「それならだ」
「全員がダメージを受けるよりもな」
一度にというのだ。
「その方がいい」
「それではだ」
「そうして戦おうな」
「今はな」
こう話してだった。
戦士達は散開した、そうしてだった。
それぞれ間を開けつつ戦っていった、間はそうしていても連携は整えていた。
そうして戦っていき。
マッハが斧で魔神提督との接近戦の中で剣を上に突き上げて魔神提督の身体のバランスを崩したその時にだった。
ライダー達は一斉にキックを浴びせた、そのキックを受け。
魔神提督は一旦倒れた、それから立ち上がって言った。
「やはり強いな」
「こっともずっと戦ってきたしな」
ドライブが応えた。
「それにあんたのことも調べてきたしな」
「だからだな」
「あんたと戦ってもな」
そうしてもというのだ。
「この通りだ」
「勝つか」
「辛い戦いだったが負ける気はしなかった」
ドライブは魔神提督に話した。
「そうだった」
「そうか、では次に戦う機会があればだ」
魔神提督はドライブを見据えて話した。
「私がだ」
「そうした戦いをするか」
「そうなる様に地獄で己を鍛えておく」
こう言って前のめりに倒れてだった。
魔神提督も爆発して果てた、ネオショッカーの大幹部の一人も倒れた。
メガール将軍に対してだった、ルイズは強い声で言った。
「あんたのことは知ってるわ」
「そうか」
「ええ、その人生には思うところはあるわ」
こう言うのだった。
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