| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる‼~

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第百五十六話 断罪王オルトロス 体 『暴走・武理宇図』‼TⅤの見すぎで人の価値を外見や実績でしか判断できない女は牛の肉を生で食え‼

第百五十六話 断罪王オルトロス 体 『暴走・武理宇図』‼TⅤの見すぎで人の価値を外見や実績でしか判断できない女は牛の肉を生で食え‼

ヴィーヅグァゴヴォズォーンが遠隔操作する200体の『武理宇図』に殺されそうになる断罪王オルトロス。
同伊図業具愛に人生をめちゃくちゃにされた少女が放った銃弾が、『武理宇図』を遠隔操作していたヴィーヅグァゴヴォズォーンを殺害した。
思わぬ出来事が俺の命を救った。
しかし、遠隔操作をしていたヴィーヅグァゴヴォズォーンが死んだ後も、200体の『武理宇図』が動きを止めることはなかった。
ヴィーヅグァゴヴォズォーンが召喚した200体の『武理宇図』の暴走を止めるための戦いが始まった。
「なぜだ!なぜ!ヴィーヅグァゴヴォズォーンが死んだのに『武理宇図』は消滅せずに、まだ動くんだ!」
暴走した200体の『武理宇図』が移動を開始した。
暴走した200体の『武理宇図』が各地の建物を破壊し、一般市民を殺害している。
「あの暴走『武理宇図』をなんとかしないと、この国そのものが今日中に滅んでしまうんじゃないか?」
コマンダーが俺に向かって走ってくる。
「闇崎ムツト!これはいったいどうことなんだ!」
「俺にわかるのはヴィーヅグァゴヴォズォーンが召喚した200体の『武理宇図』が暴走しているということだけだ!」
「おかしいな、ヴィーヅグァゴヴォズォーンの言っていたことが本当なら、もう、200体の『武理宇図』は消滅しているはずだ!」
「ああ、俺もそう思っていた!でも、これは一体どういうことなんだ!」
「全く大変なことになってしまったねぇ~」
俺とコマンダーの背後にゼェイジグゥアーのリーダー、ヴァヴェズィンゾォーンが立っていた。
「お前は!ゼェイジグゥアーのリーダー、ヴァヴェズィンゾォーン!死ねぇぇぇッ!」
俺は銃口が横に二つ付いている黒双銃オルトロスでヴァヴェズィンゾォーンを銃撃する。ヴァヴェズィンゾォーンが右手のひらで俺の放った銃弾を全て、つかむ。
「俺の銃弾が片手で!しかも素手で無効化された...!」
ヴァヴェズィンゾォーンが右手の握りこぶしをほどくと、俺の放った銃弾が全て地面に落ちる。
「君はもう、知っているはずだ。私たちゼェイジグゥアーが同伊図業具愛・総本部に支配されていることを...!」
「もしかして、お前...!」
「私はこの国のリーダーであり、同伊図業具愛・総本部の十闘神でもある!」
「なら、今、ここでぶっ殺してやる!このZEI銀泥棒が!マジで死ね!」
「ヴィーヅグァゴヴォズォーンに勝てない君が私を倒す?笑わせるな!」
ヴァヴェズィンゾォーンが暴走した『武理宇図』に向かって右手のひらをかざす。
「くらえ!ヴァヴェノミグズ‼」
ヴァヴェズィンゾォーンの右手のひらから放たれた3本の矢が暴走『武理宇図』を一度に3体消滅させた。
「生身の状態で、暴走した『武理宇図』を一度に3体も消滅させた...!」
「今、優先しないといけないのは暴走『武理宇図』をすべて破壊して国民の命を守ることだ!」
「なにを偉そうなこと言ってんだこのクソジジイ...!あの暴走『武理宇図』を召喚したのはお前らクソバカカルト教団、同伊図業具愛の人間なんだぞ!」
「なら私と今すぐ戦ってみるかい?断罪王オルトロスに変神しても『武理宇図』一体倒せない君が私に勝てると思っているのかい?」
「『無限モード』を発動すれば!俺だって『武理宇図』を倒せてたんだ!」
「でも、1分の制限時間の中で倒せる『武理宇図』の数は最大でも60体。残りの140体は暴走して仲間ごと破壊するのかい?」
コイツ...!なぜ、そこまで俺の弱点を知っているんだ!
「私がなぜ、君の弱点を知っているのか?今、君はそう思っているはずだ!」
ヴァヴェズィンゾォーンは俺と話しながら右手のひらからヴァヴェノミグズを暴走『武理宇図』に向かって放ち続ける。
ヴァヴェズィンゾォーンの手から何度も放たれる3本の矢が暴走『武理宇図』が次々と破壊していく。
「それは、私が君たちTHE翼と同伊図業具愛・総本部・十闘神の戦いをずっと見てきたからだよ...!」
俺が苦戦していた『武理宇図』が生身のヴァヴェズィンゾォーンが放つヴァヴェノミグズによって次々と破壊されていく光景は、俺が弱者であることを意味していた。
今、俺がヴァヴェズィンゾォーンに戦いを挑めば、俺はまず間違いなく負ける。
でも、俺が断罪王オルトロスに変神して『無限モード』を発動すれば、一人しかいないヴァヴェズィンゾォーンに勝てるかもしれない。
相手が一人なら、『無限モード』を発動して1分以内にヴァヴェズィンゾォーンを倒せるかもしれない。
そうだ!ヴァヴェズィンゾォーンが暴走『武理宇図』と戦っている今なら、俺はヴァヴェズィンゾォーンに勝てるかもしれない!
俺は黒双銃オルトロスを天にかざし、断罪王変神の呪文を叫ぶ。
「シンゴ―‼」
俺の衣服は粉々に破れ、筋肉が膨張し、皮膚を鋼鉄の装甲が覆い、全身が巨大化する。
断罪王オルトロスに変神した俺は暴走『武理宇図』に3本の矢を放ち続けているヴァヴェズィンゾォーンを足でふみつぶそうとする。
しかし、上空から落下してきた4体の巨大人型兵器が俺を囲む。
「まさか!コイツら!残り4人の同伊図業具愛・総本部・十闘神なのか?」
「その通りだよ闇崎ムツト君。さて、私はこのまま暴走『武理宇図』を破壊する、残りの4人の十闘神は断罪王オルトロスの相手をしてくれ」
「了解!」
「仕方ねぇなぁ~!」
「けっ、『武理宇図』も倒せねぇ、こんなザコ、俺一人で充分だぜ!」
「お前に殺された十闘神たちの仇、討たせてもらうぞ...!」
まずい!ヴィーヅグァゴヴォズォーンより強そうな十闘神4人にヴァヴェズィンゾォーン相手じゃ、『無限モード』を発動したところで、どう考えても1分以内に倒すことは不可能だ!
でも、ヴァヴェズィンゾォーンがこのタイミングで。わざわざ他の十闘神を4人もここに呼んだということは、やはりヴァヴェズィンゾォーンや他の十闘神4人にとっても断罪王オルトロスの『無限モード』は脅威であるということだ。
仮に、『無限モード』を発動して1分後に断罪王オルトロスが暴走すれば、いくら相手がヴァヴェズィンゾォーンや他の十闘神4人でも暴走した断罪王オルトロスを倒すことはできない。
今の現状が、その事実を証明している。
ヴァヴェズィンゾォーンは言っていた、今までの、俺たちTHE翼と図業具愛・総本部・十闘神との戦いを見てきたと。
そうだ!やはり、奴らは、ああ見えて、断罪王オルトロスの『無限モード』の力を恐れているんだ!
なら、1分以内に倒してやるよ...!ここにいる図業具愛・総本部・十闘神、全員を!

次回予告 断罪王オルトロス 対 断罪王ケルベロス‼見た目がアレな女と付き合ってるくせして、やたらとリア充アピールしてくる奴は他人が飼育している犬の生肉を食え‼
 
 

 
後書き
次回もお楽しみに! 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧