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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百二十九話 運命の海戦その四

「そして助けてもらっている」
「ちょっと素直でないだけで」
 ヒデヨシも言う。
「ルイズさんって物凄くいい人ですよ」
「そうです、ですから私も頼りにしています」
 マッドローグは戦いつつ話した。
「とても」
「褒めたって何も出ないわよ」
 ルイズは周りの言葉に照れ臭そうに述べた。
「本当に」
「それで構いません。仲間ですから」 
 それ故にというのだ。
「これからもです」
「一緒になのね」
「戦っていきましょう」
「そう言ってくれるなら」
 それならとだ、ルイズもマッドローグの言葉に頷いてだった。
 戦っていった、敵は多いがそれでもだった。
 戦士達は果敢に戦っていった、そうしてだった。
 後方では巨大な空母を用意してその甲板で休憩を摂っていた、東尾所長は甲板の上で牛肉を網で焼きつつ話した。
「しかし空母なんてよくあったね」
「こちらで用意したんだ」
 エドワードが笑って言ってきた。
「イギリス政府にお願いしてね」
「それでなんだ」
「うん、流石にかなり頼み込んだけれどね」
 所長に笑って話した。
「本当にね」
「エドワード様だからこそですね」
 アンジェラはそのエドワードの横で行ってきた。
「そうしたことも可能ですね」
「他の支部長の人が言うとね」
「認められるが嫌な顔をされる」
 シャルルが憮然として言ってきた。
「俺が頼むとな」
「私もなのよね」
「こちらもだ」 
 アーリンと馬も言ってきた。
「あからさまに嫌な顔をされる」
「それで渋々で認められるのよね」
「日本支部は遥かにましだけれど」
 万里も話に入ってきた。
「あまりいい顔はされないわね」
「しかし俺達よりましだな」
 シャルルは万里に問うた。
「そうだな」
「嫌な顔をされることはあまりないです」
「こちらはそうなる」
「それは人徳のせいでありんすな」
 シャルティアは何故彼等がそうされるか述べた、そうして肉の塊を生のままかぶりついてそうして喰らっている。
「あと支部のタイプも」
「それもあるか」
「そうなのね」
「それぞれの支部のか」
「そう思うでありんすよ」
「そうだな」
 アインズも言ってきた。
「それぞれの支部は改善点があるのではないのか」
(というかアメリカ支部と中国支部って実質個人商店だしな」
 心の中でも呟いた。
(それぞれの支部長が好き勝手やってたらなあ)
「そこを考えたらどうだろうか」
(フランス支部も怖いしなあ、ロシア支部程でなくても)
「そうだな」
 九内はサラダを食べつつ頷いた。
「個人主義と支部もそうだとやはり政府もいい顔をしないだろう」
(最悪なのはロシア支部だがな)
 九内も心の中で呟いた。
(とんでもねえブラックだっただろうが)
「そういえば最近ロシア支部政府にお願いしても嫌な顔されん様になりました」
 そのロシア支部からヴァシリーサが言ってきた。 
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