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オズのボームさん

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第十幕その二

「明日の遊びは」
「何をしても面白いけれど」
「スポーツもいいわね」
「そうよね」
「最近オズマ達は水泳も好きだね」 
 かかしはそのお話をしました。
「そうだね」
「うん、この前プールで楽しく泳いだね」
 樵も言いました。
「僕も防水の魔法をかけて泳いだね」
「君と大尉はそうしたね」
「ブリキだからそのままお水に入ったら錆びるけれどね」
「魔法をかけたらね」
「錆びないからね」
「安心して泳げるね」
「樵君水泳も得意だよね」 
 臆病ライオンも言ってきました。
「そうだね」
「うん、自信あるよ」
 樵もそれはと答えました。
「確かに」
「そうだよね」
「特にクロールが得意だね」
 かかしは樵の得意な泳ぎ方の種類のお話もしました。
「他もいいけれど」
「皇帝はいつもトレーニングがお好きなんです」 
 大尉はこうお話しました。
「それで水泳もなんですよ」
「水泳も大切なトレーニングだしね」
「そうだよね、斧の使い方と一緒でね」
 大尉はジャックに応えました。
「それでね」
「樵さんは水泳もお上手なんだね」
「そうなんだ」
「水泳もいいわね」
 つぎはぎ娘は嬉しそうに飛び跳ねて言いました、ぬいぐるみの弾みが出てとても軽やかな感じでそうしています。
「じゃあ明日はそれをする?」
「泳ぐのなら負けないよ」 
 トトも言ってきました。
「最近僕もよく泳いでいるからね」
「だからなのね」
「そうだよ、僕も負けないよ」
 こう言うのでした。
「絶対にね」
「じゃあ勝負する?」
「いいね」
「プールで泳ぐのなら夜もいいよね」
 こう言ったのはハンクでした。
「照明の中でその中や周りで遊ぶのもね」
「それ素敵よね」
 ガラスの猫はハンクの言葉に応えました。
「お洒落な感じで」
「そうだよね」
「夜にお水の中に入るのは危ないけれど」
「照明で照らされていたら安全だしね」
「それではね」 
「その時に泳いだり遊んだりしても」 
 照明に照らされた中でというのです。
「いいわね」
「そうだよね」
「お昼もいいね」 
 キャプテンは笑顔で言いました。
「そこで安楽椅子に座ってね」
「うん、ジュースを飲んだりね」
「フルーツを食べたりして」
 モジャボロと彼の弟さんがキャプテンに応えました。
「そうしてくつろぎながらだね」
「日差しを浴びることもね」
「それもいいよね」
「プールサイドでね」
「プールに入らなくてもだよ」
 例えそうであってもというのです。 
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