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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百二十七話 厳島の奮闘その十五

 今は響夜が守ってだった。
 クレメアとフイオが攻めた、そうしてスサノオにダメージを与えていき他の戦士達もそれぞれの知恵を使ってだった。
 戦っていった、神の攻撃は今も激しかったが。
 全員で攻撃をしていくとだった。
「マスター、いよいよです」
「スサノオの体力が一割を切ったわよ」
 イカロスとニンフが言ってきた。
「そうなったわ」
「どうされますか」
「ああ、そこまで減ったらな」
 智樹は本来の等身でシリアスな顔で応えた。
「もうな」
「攻める」
「それだけよね」
「総攻撃だ」 
 二人に前を指差して命じた。
「それに入るぞ」
「わかりました、ではです」
「皆いいわね」
「これよりです」
「総攻撃よ」
 二人で仲間達に告げた。
「いいわね」
「それで決めましょう」
「そうだね、今から決めよう」
 エグゼイドもそれならと応えた。
「皆で攻めてね」
「諸君、息を合わせるぞ」 
 ゲンムは身構えつつ仲間達に告げた。
「いいな」
「はい、そうしましょう」
 智樹も応えた、そして仲間達に話した。
「皆やろう」
「うん、僕達がキックを放つから」
「それで、ですね」
「皆はそれと合わせて攻めようね」
「わかりました」
 イカロスは微笑んで応えてだった。
 戦士達は動きを合わせた、ライダー達が跳び。
 急降下してキックを浴びせにかかった、その直前に仲間達の攻撃がスサノオを撃ちその直後にライダー達のキックが炸裂し。
 スサノオは動きを止めてそして言った。
「見せてもらった」
「そうなんだ、もう僕達もね」
「これ以上は戦えないか」
「今の一撃が最後だったよ」
 ライダーはスサノオの前に着地していた、その中央にいるエグゼイドが応えた。
「本当にね」
「そうか、だが私はその一撃でだ」
「終わったんだね」
「この戦いはな、一月後今度はヒッティーンでとしよう」
「今度はサラディンの戦場で」
「君達と戦おう、ではだ」
 スサノオは全身から火花を出しつつ言った。
「私はここではだ」
「去るんだね」
「そうさせてもらう、また会おう」
 最後にこの言葉を出してだった。
 スサノオは爆発四散して消え去った、その後には何も残らなかった。戦士達はその爆発を見届けてだった。
 厳島での戦いが終わったことを実感した、そしてだった。
 ライダー達は変身を解いた、宝生はそうしてから仲間達に話した。
「じゃあ後は」
「はい、お祝いでですね」 
 ベルが応えた。
「今から皆で」
「飲んで食べよう」
「そうしましょう、お祝いに」
「また戦いがあるけれど」
 今度はヒッティーンでというのだ。
「次に戦うライダーの人達には話しておくから」
「だからですね」
「ここはね」
「皆で楽しみますか」
「そうしよう、今はね」
「それじゃあ」 
「ベル君用意は出来ているよ」
 ヘスティアはベルに笑顔で言ってきた。
「海の幸に山の幸が一杯だよ」
「そうなんですね」
「お酒もあるよ、皆で楽しもう」
「勝ったので」
「素直にね、皆もそうするんだ」
 ヘルティアは他の仲間達にも満面の笑みで話した、そうしてだった。
 戦士達は厳島での戦いに勝ったお祝いに山海の珍味と美酒を楽しんだ、そのうえで次の戦いへの英気を養うのだった。


第五百二十八話   完


                  2022・7・8 
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