仮面ライダー エターナルインフィニティ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第五百二十六話 長篠の川を挟んでその三
「どうもあの戦いは鉄砲だけを使っていた訳じゃないわ」
「織田家は」
「弓矢や槍も使って」
そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「戦っていたわね」
「そして勝ったわ」
「柵を挟んで」
「川とね。私達は柵は使っていないけれど」
それでもというのだ。
「色々な武器は使えるわ」
「そうね。鉄砲だけでなくて」
「だからね」
それでというのだ。
「私達もよ」
「それぞれの武器を使って戦っていくのね」
「そういうことよ」
「魔法もいいな」
たんぽぽがここで言ってきた。
「それなら」
「うむ、ではだ」
環那も言ってきた。
「思う存分使おう」
「我等は魔女、魔法が得手」
虎徹の声は強かった。
「なら問題はなし」
「では思う存分戦おう」
冥ははっきりとした意気込みを見せていた。
「我等もな」
「戦ってそして勝つ」
鈴も言う。
「皆で」
「宜しくね、貴女達も頼りにしているわ」
なのはは五人に素直な気持ちで言葉を返した。
「だから一緒に戦いましょう」
「うむ、なのはさんはこう言ってくれるからな」
「正直嬉しい」
「いつもあの女には一蹴されるが」
「ウィークエンド様には怠け者扱いされるが」
「私達もやれる」
「ええ、貴女達は充分強いわ」
フェイトが見てもそうだった。
「だから安心してね」
「というか綾火ちゃん強過ぎるで」
はやてが見てもそうだった。
「正直魔女で最強クラスやろ」
「実はそうなのだ」
「あの女の強さは桁が違う」
「魔法も強いが」
「格闘能力も凄くて」
「正直勝てない」
「うちが見てもわかるわ」
はやてははっきりと言った。
「あの強さは桁がちゃうわ」
「だから気にすることはないわ」
なのはは微笑んで話した。
「あの娘の強さはまた違うから」
「そうだな、ではだ」
「我々は我々で戦う」
「そうしていこう」
「比べてはいけない」
「私達は私達」
「そやで、というかや」
はやては闇の攻撃でロイミュード達を薙ぎ倒している、そうしながら考える顔になってそれで言うのだった。
「綾火ちゃん強過ぎるわ」
「そうね」
フェイトも否定しなかった。
「魔法もかなりだけれど」
「あの格闘能力もな」
「相当なものだから」
「ほんまめっちゃ強いわ」
「そうですよね」
「全くである」
高位の聖職者の服を着た骸骨、アダルマンも頷くことだった。
ページ上へ戻る