仮面ライダー エターナルインフィニティ
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五百二十五話 伝説の決戦の地でその十七
「それで次はだ」
「何処だ」
バロンはスサノオに問うた。
「貴様は何処で俺達と戦いたい」
「長篠としよう」
次の戦いの場はというのだ。
「一ヶ月後にな」
「そうか、そこでか」
「君達と戦おう、ロイミュードを出す」
出す怪人のことも話した。
「そうして戦おう」
「ならその様に伝えておきます」
龍玄が応えた。
「次に戦うライダーの人達に」
「それではな」
「そのことは約束しますので」
「宜しく頼む、では私はだ」
「これで、ですね」
「去ろう」
こう言い残してだった。
スサノオは大爆発を起こしその中に消え去った、こうしてガウガメラでの決戦は終わった。それを見届けてだった。
ライダー達は変身を解いて仲間達のところに戻った、するとペコリーヌガライダー達に笑顔で話した。
「じゃあお祝いに」
「美味いもの食うか」
「そうしましょう」
葛葉に笑顔で話した。
「皆さんお腹ぺこぺこですよね」
「ああ、何か急にだよ」
葛葉はペコリーヌに笑って応えた。
「お腹が空いてきたよ」
「そうですね、それじゃあ」
「今からか」
「勝ったお祝いに」
それでというのだ。
「飲んで食べましょう」
「そうしような」
「また戦いがありますが」
光実も微笑んで話した。
「今はそうしましょう」
「そうだよな、日本に戻ったらな」
「まだ悪魔との戦いがありますが」
「それに戻る前にな」
「ここでお祝いをしましょう」
「そうしような、じゃあ皆今からいいよな」
葛葉は仲間達に笑ってあらためて声をかけた。
「お祝いでな」
「飲んで食べて」
「心から楽しみましょう」
「そうしような」
笑顔で話してだった。
戦士達は今は勝利を喜び乾杯の後で美味いものをたらふく食べた、そうしてこれからの戦いへの英気も養うのだった。
第五百二十五話 完
2022・6・23
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