仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百二十四話 チャルディラーンにてその二
「ここもだね」
「乾燥地帯だよ」
「だから雨が少なくて」
「風が吹くと砂が目に入ったりするね」
「そのことは気をつけていこう」
「そうだね、空気が乾いているから喉が渇きやすいし」
律もいてこのことを指摘した。
「気をつけていかないとね」
「その場での戦い方があるものだ」
マリア=ラスプーチンも言ってきた。
「それを忘れると駄目だ」
「あの、それだとです」
茂夫はマリアに話した。
「マリアさん今の服装は」
「実は暑い」
マリアは腕を組んだ姿勢で答えた。
「かなりな」
「脱いだ方がいいですね」
「すぐにそうする」
「しかしこうしたところって夜は寒いからね」
太宰はこのことを指摘した。
「暖かくして寝ないと駄目だよ」
「はい、ただ太宰さんそうした時には」
「戦いの間はしないよ」
太宰は輝気に笑って返した。
「自殺しようとはね」
「されないですか」
「私もスサノオに勝ちたいからね」
だからだというのだ。
「ちゃんと生きてね」
「戦われますか」
「これまでもそうだったしこれからもね」
「それは何よりです」
「喉には気をつけていかないとね」
らぁらはこのことを頭に入れた。
「こうしたところだとね」
「ええ、そうしていってね」
レイティアが応えた。
「そのうえでね」
「歌っていくことですね」
「ステージでね。お互い頑張ろうね」
「かしこまっ☆」
ここでいつものポーズを取って言った。
「そうしていきます」
「らぁらちゃんのそれやっぱりいいわね」
「そうですか?」
「見ているだけで元気が出るわ」
「本人に笑顔で話した。
「本当にね」
「じゃあステージでも」
「私も頑張るわね」
「宜しくお願いします」
「場所を知ってこそだ」
木崎はいつもの冷静さで戦場を見て回って頭に入れて板。
「有利に戦えるからな」
「今はこうしてですね」
「頭に入れてな」
「そこからですね」
「今度は実戦訓練だ」
それを行うとだ、英士郎に話した。
「そうしていこう」
「はい、いつも通りですね」
「そして完全に自分達のものにする」
「戦場にする場所を」
「そうしていこう」
こう言ってだった。
彼もまた仲間達と共に戦場になる場所を頭に入れた、そして戦士達は訓練も行い決戦の時を待った。その準備もしてだった。
決戦の時になるろまずライダーが変身した、そのうえで敵を待ったが。
「やはりな」
「ああ、連中だったな」
ビーストは自分達の前に砂嵐の様にして来るファントムの大群を見て隣にいるウィザードに応えた。
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