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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百二十三話 カンネーの殲滅戦その十三

「急にとんでもないことだって起こるしな」
「そういうのを考えたらな」
「仕事の方がずっとましか」
「そうだよ、急に起こることでも」
「戦いでのことよりもか」
「ずっとましだし。けれど戦うなら」
 直戸はあらためて語った。
「最後の最後まで全力でやらないとな」
「その通りだ、後方もまた戦場だ」
 レルゲンが真面目な声で応えてきた。
「そうしていく、諸君掃討戦に移れ」
「わかりました」
 ラインハルトが応えてだった。
 戦士達は攻勢に移り数が減ってきたゾディアーツ達を掃討にかかった、そうして最後の一体を倒してだった。
 残るは十二体のホロスコープスのそれぞれを合わせた身体のスサノオだけとした、そのスサノオを見てだった。
 なでしこは如月のフォーゼに対して尋ねた。
「これからよね」
「ああ、俺も最強フォームになってな」
「決着つけるわよね」
「タイマンじゃないけれどな」
 フォーゼは普段言う言葉は止めた。
「勝負張らせてもらうぜ」
「うむ、そうしよう」 
 スサノオもその言葉を受けた。
「これからな」
「よし、それじゃあな」
「この場所でも決着をつけよう」
「そうさせてもらうぜ」
 フォーゼは明るく応えてだった。
 メテオと共に最強フォームになってだった。
 神との戦いに入った、他のライダー達も続き。
 仲間達も援護に入った、戦士達は人間として神と戦うがここでも神は強く幾ら攻撃を受けてもびくともしなかった。
 そしてその攻撃はあまりにも激しく。
「相変わらずだな」
「そうだな」
 紅緒はろくろの言葉に攻撃を繰り出す中で応えた。
「スサノオはしぶとくだ」
「攻撃も激しいな」
「吹雪の様だ」
 その攻撃の激しさはというのだ。
「そしてしぶとさは山だ」
「俺達は山と戦ってるんだな」
「吹雪の吹き荒れるな」
「それはまたとんでもないな」
「そうだな、しかしだ」
「それでもだよな」
「私達以外にもいる」
「皆がな」
「だからだ」
 紅緒はろくろと連携して攻撃を出しつつ彼に話した。
「私達はだ」
「ああ、このままな」
「攻めていくぞ」
「そうしていくか」
「吹雪が吹き荒れる山でもだ」
 今言った様にというのだ。
「私達が力を合わせて向かえばな」
「崩せるな」
「人の力を合わせればな」
「そうだな、それじゃあな」
「このまま攻めていくぞ」
「二人は横からお願いするわ」
 なでしこが言ってきた。
「そしてそこからね」
「スサノオの横っ面を叩く」
「そうすることですか」
「そうしてね。私達は正面を受け持つから」
 ライダー達はというのだ。
「だからね」
「はい、横から攻めます」
「そうさせて頂きます」
 二人も応えてだった。 
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