ハッピークローバー
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第四十一話 夏休み前その十一
「上に半ズボンみたいな」
「ライン隠すの穿くわね」
「それが嫌ならね」
「ティーバックね」
「そうするらしいけれど」
それでもというのだ。
「私もね」
「ティーバックは駄目ね」
「どうもね」
「お母さんが言うにはね」
留奈が言ってきた。
「下着はお腹を冷やさない」
「それが大事だっていうの」
「あと服を汚さない」
「下着ってその為にもあるしね」
「だからね」
それでというのだ。
「うちのお母さんもよ」
「露出の多い下着はなのね」
「どうかって言ってるわ」
一華に対して話した。
「冬なんか特にね」
「お腹を冷やすなって」
「そうね、だからね」
一華にさらに話した。
「私冬はタイツとか穿いてるのよ」
「冷やさない様に」
「そうね」
「ショーツを穿いて」
「その上にね、タイツで駄目なら」
これで寒いならというのだ。
「スパッツよ」
「それ穿くのね」
「それで靴下も生地が厚いのにして」
そしてというのだ。
「冷やさない様にしているの」
「そうなのね」
「さもないとね」
「身体が冷えてよくないから」
「女の子って子供産むからって」
「ああ、それね」
「だからね」
留奈はさらに言った。
「私にも言ってるのよ」
「おばさんは」
「私実際冷え性だしね」
それでもというのだ。
「あまり冷える下着はね」
「嫌なのね」
「そうなの」
実際にというのだ。
「やっぱりね」
「身体は冷やさない」
「そうだからね」
それではと言うのだった。
「私も気をつけてるのよ」
「下着には」
「身体を冷やさないね」
「それが大事だってね」
「おばさんに言われて」
「それでなのよ」
「身体冷やすのって本当によくないのよね」
かな恵も話した。
「特に女の子はね」
「子供のことで?」
「それもあるしね」
「まだあるの」
「色々と身体壊しやすいし」
「冷えてると」
「だからね」
一華に対して話した。
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