仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百二十二話 エル=アラメインの勝利その一
第五百二十二話 エル=アラメインの勝利
エル=アラメインに着いてだった、友奈は開口一番こう言った。
「暑いね」
「今は暑いですが夜は寒いですよ」
シフォンが友奈に応えて話した。
「ですから」
「夜は暖かくですね」
「そうして下さい」
「凍死する位寒いんですね」
「はい、砂漠は」
「今はアイスが美味いがな」
アンクはそのアイスを食べつつ言った。
「砂漠だとそうだな」
「ああ、だから本当にな」
火野はアンクに話した。
「夜はちゃんとな」
「暖かくしてだな」
「寝ろよ」
「さもないと体調を崩すどころかな」
「凍死するからな」
火野もこう言った。
「注意しろよ」
「そうする」
「あと水はちゃんと飲んでおこうな」
伊達はいつもの軽い口調で話した。
「汗かくからな」
「水はかなり貴重な場所ですが」
こう言ったのはヴィクーリアであった。
「それでもですね」
「それはもう俺達がお池が出来る位に持ち込んでな」
「そうしてですね」
「そのうえでな」
「ちゃんと水分を摂ることですね」
「特に熱中はな」
暑いこの時はというのだ。
「本当にな」
「さもないと倒れる」
後藤も真剣な顔で話す。
「だからだ」
「そういうことですね」
「そうだ」
「それでじゃ」
薙切が腕を組んで言ってきた、砂漠でも羽織袴姿であるが汗は一切かいていない。そのうえで言うのだった。
「海水を真水に濾過する装置も持ってきたぞ」
「えっ、そんなの持って来たんですか」
「薙切家の力なら造作もないこと」
幸平に腕を組んだまま答えた。
「それを使えばだ」
「真水はですか」
「幾らでも手に入るな」
「それはそうですね」
「だから安心するのだ、そして塩も出るが」
海水を真水に濾過する中でというのだ。
「それも使うといい」
「塩分の摂取も重要ですからね」
英四郎が応えた。
「だからですね」
「そうだ、料理にも必要だな」
塩はというのだ。
「だからだ」
「そちらもですか」
「存分に使うのだ」
「そうさせてもらいます」
「そんな便利なものがあるとは心強いな」
カイジンもそれを聞いて言った。
「海の水が真水になるなんてな」
「そうですね」
「俺達もそんなの造りたいですね」
「・・・・・・・・・」
ガルド、ドルド、ミルドも言う。
「・・・・・・・・・」
「ジュラの森は海に面してないですが」
「それでも海の水をそう出来ると凄いですよ」
「全くだな」
「それはいいけれどな」
さりながここで言ってきた。
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