星河の覇皇
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第八十二部第四章 破竹の進撃その七
「連合って戦争はな」
「海賊やテロリストとやり合ってもな」
「そういうのはあってもな」
「他国との戦争は」
「ずっとなくてな」
「今もな」
「エウロパ戦役の後は」
これからはというのだ。
「特にな」
「そうなんだよな」
「戦争の心配はなくて」
「それで命の心配も殆どない」
「軍人でもな」
「そのこと本当に有り難いな」
「軍人で死ぬことがないなら」
それこそというのだ。
「こんないいことないからな」
「戦争がない軍隊って最高だよな」
「ああ、全くだよ」
「訓練と書類仕事して」
「市民交流してな」
「そうして過ごせてな」
「死ぬことなんてないからな」
戦争に参加すればどうしても死ぬ危険がある、このことは何時の時代でも変わることがないことだ。
それでだ、将来軍人になるもっと言えば既に軍には所属している彼等もここで真剣にこの話をするのだ。
「それだとな」
「本当に最高だぜ」
「今の状況がな」
「後はこの状況が続いて欲しいな」
「出来るだけ海賊もテロリストもいなくなって」
こうした者達との戦いも命を賭けることになるからだ。
「災害も起こらなかったらな」
「災害救助は軍隊が主にやるからな」
「だから災害がないとな」
「本当に余計にいいな」
「だからそっちもな」
「なくて欲しいな」
「全くだぜ」
本当にというのだ。
「そこはな」
「海賊もテロリストもいなくなって」
「災害も起こらない」
「そうなったら最高だな」
「本当にな」
「軍人にとっちゃな」
「そして何といってもな」
まさにというのだ。
「戦争がない」
「これが一番だよな」
「軍隊にとっちゃあ」
「何といっても」
「本当にこのままずっと」
今の様にというのだ。
「戦争がなくてな」
「災害も少なくて」
「海賊やテロリストがいないと」
「こんないいことはないよな」
「訓練とかイベントだけでな」
「それで済むならな」
「本当にいいな」
それならというのだ。
「どうしても災害って起こるけれどな」
「もっと言えば事故もな」
「どっちも軍隊の仕事になるにしても」
「人命救助でな」
「それでもな」
「そうしたこと自体がな」
災害や事故がというのだ。
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